昼間は徐々に春感が出て来ましたね。
朝夜はまだアウターが必要なぐらい寒い日も多いですが、そろそろアウターからジャケットに変わっていきますね。
今回はちょっと変わったジャケットをご紹介したいと思います。
備中倉敷から刺し子生地をインディゴで染めたテーラードジャケット。
備中倉敷はETERNALでお馴染みのメーカーさんから出ているブランドです。
和のテイストやインディゴを主としたアイテムが多く、お店でもカバーオールやオーバーオールも取り扱っています。
刺し子生地と言うのは、日本発祥の生地でして、非常に丈夫で、耐久性、馴染みの良い生地です。
古くから柔道着や剣道着などにも使われています。
そんな生地をファッションに使えるのかと思いますが、インディゴ染めというところで、非常にファッション的になっています。
まずテーラードジャケットと言えば、カッチリしてしまい、好みがはっきりと分かれますよね?
持っていても、カジュアルに気軽に使えない場面もあり、あまり着ないなんて方もいらっしゃると思います。
そこで刺し子生地のインディゴ染めですと、形は大人なテーラードジャケットですが、風合いは非常にカジュアルです。
Vゾーンも狭めで、キメ過ぎた感じにはならず、ワークジャケットのようにも見えます。
そしてテーラードジャケットを着るにあたっては、やはり綺麗に着たい!なるべく新品の綺麗な状態で保ちたいと思いますよね。
このジャケットは経年変化ガンガン出した方がカッコ良いんです。
生地の凹凸感がとにかくあり、インディゴ染めなので、アタリやムラ感が非常に強くでてきます。
経年変化と聞くとアメカジ好きからすると大好物ですね。
綺麗に着るどころか、カジュアルにガンガン着たいですね。むしろワークジャケットだと思って着て欲しいです。
着方はワークに、見た目はテーラードで大人に、良いとこ取りですね。
日本の古からある和の風合い、そして経年変化、テーラードという大人のスタイル。
自分はアメリカ好きですが、日本の和をいつものスタイルに取り入れてみても良いと思います。
stockman market 鈴木
刺し子
17/03/23
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