今回は今までとは趣向を変えて、春のオススメの着こなしについてお話ししたいと思います。
春本番に向けて今一番自分のやりたいスタイルが、
『ワークシャツをジャケット代わりに、インナーにワークベスト×バスクシャツを重ねるスタイル』です。
以前、シュガーケーンのワークシャツを取り上げた時に、ジャケット代わりに着る使い方はご紹介しましたが、ワークシャツをメインに使ったスタイルは自分にとっては毎年の春の定番スタイルです。
春は重ねにも限界があり、簡単なスタイルにならざるを得ないですが、やっぱり服好きとしては、重ね着もギリギリまでしたいですし、出来れば簡単なスタイルに見せたくは無いですよね。
ただ、最近は自分も歳のせいか、オシャレをする為の我慢も段々出来なくなってるのも正直なところ…。
そんな時、シャツをジャケットとして着るスタイルは無理なく服好きの欲求も満たしてくれるんですよね。
いつもは得意のシャツonシャツで合わせる事が多いのですが、今年はインナーにバスクシャツ×ワークベストが気分です。
これから気温が上がってきて20℃を超えて来ると、ワークジャケットだと暑いし、イメージも重たいですよね。
ワークシャツはシャツなので、気温にも合ってて、見た目も軽いし、普通のシャツより地厚で胸ポケットも両ポケ、フラップ付きなので、見た目の存在感はシャツ以上で、身幅も広く、アームホールの太いので、重ね着も難なく楽しめます。
その反面、ワークシャツはインナーには使いづらいので、今が旬な訳です。
インナーですが、シャツにした方がワークシャツをジャケットに見せるには有効ですが、ボリュームがあって春らしさに欠ける様に思って、カットソーにしてみました。
カットソー選びですが、クルーネックにするとワークシャツがただのシャツに見えてしまいますし、カジュアル感が強くなってしまいます。
そこでクルーネックより少し上品なボートネックのバスクシャツにして、カジュアル感を少しダウンさせてみました。
バスクシャツは襟元が直線で、生地も地厚で素材感もあるので、ニットっぽく見えてインナーがしっかり見てるので、シャツをジャケットに見せる事に一役かってくれます。
普通ならこの2枚でもスタイルとして完成しますが、シャツを前開きしたところから見える縦のゾーンがバスクシャツだけだと、単調で物足りないのと、重ね着好きとしてやっぱり3枚着たくて、見た目も着心地も無理なく重ね着出来るアイテムとして、ワークベストを挟んでみました。
ベストは袖が無いので重ね着しても脇の圧迫が無く動い易いし、暑さも割と耐えられます。
バスクシャツのインナーにシャツを着るより全然快適です。
それにワークベストはVゾーンが狭くて、丈が短いので、インナーのバスクシャツの露出のバランスも良いんです。
そんなこんなで完成したのが、
『ワークシャツをジャケット代わりに、インナーにワークベスト×バスクシャツを重ねるスタイル』なんです。
この着こなしで、もう一歩踏み込んだ、オススメスタイルが、テーマにもあるアンサンブルスタイル。
シャツとワークベストの素材と色を合わせちゃうスタイルです。
1番上と真ん中の近しいアイテムを合わせるとジャケットとパンツを合わしたセットアップの様な一体感がうまれて、スタイルとしての完成度が高まります。
それでいて、上下のセットアップほどキメた感はないので、すんなりトライ出来ると思います。
写真の様に、ネイビー、ブルー系で合わせれば季節感も演出出来てよりオススメです。
特に1枚目の写真のスタイルで着用してるシュガーケーンの定番ジーンコード、ブルーのアンサンブルは是非自分でやってみたいスタイルです‼︎
何だかんだいつもより長文になってしまいましたが、コーディネートの話はやっぱり楽しいです。
やっぱり洋服は何を着るかより、どう着るかが楽しいですよね。
長文にお付き合いありがとうございました。
丁度、ワークシャツも、ワークベストも店頭に届いてますので、今ならしっかり提案出来ますよ!
それでは、また。お店で会いましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤
アンサンブルな着こなし
17/03/25
0