知ってる人は必ず知っている。
"CAMBER"
1948年創業の老舗
アメリカ生産に今尚拘り続ける数少ないブランド。
肉厚なボディとヨレることを知らない屈強な生地は正真正銘のアメリカ製で、
8オンスのTシャツ以上スウェット未満な生地はファッション好き、アメカジ好きには堪らないと思います。
ただし、アメリカ製という事もあって、いい意味でも悪い意味でも洗練された綺麗な物ではありません。
正直着た形が凄くかっこいい、凄くシルエットが良い、とは自分自身思う事はないです。
ただアメリカ製と言うその響きや、不恰好なのに頼もしい生地にただただ惚れ込んでいます。
自分達アメカジ屋の人間は、カバーオールやワークシャツの類い。
変わり続ける事のない、古き良きアメリカを感じる服が好きです。
そこに洗練されたカットソーなどをオシャレに合わせて着る着こなしもとても好きですが、
そんな無骨なアウターやシャツのインナーはcamberの様な、安心感を持てる物でないとダメな時が多々あるんです。
そんな所にcamberの魅力と言うものを大きく感じます。
ファッション的にもしも着こなすのであれば、
大きなギャップを与えると、camberと言う無骨なアイテムがとてもファッショナブルな物に変わるとも思います。
そこもcamberの魅力の1つです。
例えば、タックの入る細身のイージートラウザーズ。
ローファーや少し上品な革靴。
トップスや帽子は凄くカジュアルなのにボトムスや靴はとても上品。
そんなとことんギャップを貫いたコーディネートは
アメリカ製の無骨なアイテムと言うことを忘れさせてしまいそうなくらいファッション的なアイテムに昇華します。
勿論、ストレートのジーンズにワークブーツやスニーカー。
とても様になるスタイルだとは思いますが、
どうせファッション好きなら、一風変わった、camberと言うブランドの振り幅の広さをとことん追求するのも面白いかと思います。
最近はファッションにギャップと言うのを意識してコーディネートさせて頂く事が多いです。
ファッション好きの皆様も、少しそんなことを意識しながらコーディネートを楽しむと、
出会う事のないアイテム同士が化学反応を起こしてとても素晴らしい着こなしに繋がるかもしれませんね。
Stockman Market 中島
アメリカ製でギャップのあるスタイルを
17/06/03
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