今回は、自分も大好きで、まさに今時期しか出来ない着こなし、 長袖シャツ、JKT×ショーツの合わせに最適なショーツをご紹介したいと思います。

長袖×ショーツの着こなしは今ではポピュラーな着こなしですが、自分が学生時代はまだまだイレギュラーな着こなしで、当時のセレクトショップの店員さんとか、古着屋のスタッフさんがサラッと着こなしてて、凄く憧れたものです。

当時は大きめなアメリカ製や古着のワークシャツや、正統派なテールの深くて着丈が長いオックスのボタンダウンシャツに、膝の出る短めなクライミングショーツを合わせて、足もとはネップのカラーソックスを履いてビルケンのサンダルを履くスタイルがお洒落さんの間ではスタンダードで、自分も真似してやってました。

その時から、自分はショーツは膝の出る短めなのが好きで、ショーツを履く時はトップスはボリュームのあるものを合わせています。

膝の出る短めなショーツは、先入観で子供っぽいヤンチャなイメージを持っている人が多いですが、自分的には逆に、コンパクトにまとまっている分、だらし無く見えなくて、大人の余裕みたいなのが出てオシャレ感は出せるのでは？と思っています。

きっと、ピタピタのTシャツに短めなこれもピタピタなショーツを合わせると、少年の様になってしまいますが、そこはシャツやバスクシャツの様なボリュームのあるアイテムで合わせればバランスは大人になりますし、ただ暑いからやってる楽なショーツスタイルに見られなくて暑い時期でもオシャレ感も出せます。

なので、今まで子供っぽいのでは？という理由でショーツを避けてきた人が居たら、是非勇気を出して膝の出るショーツを選んで、トップスをシャツにして丈を出して貰えれば、大人なすたで意外とすんなりショーツが履けるかもしれませんよ‼︎


前置きが長くなってしまいましたが、今回紹介する2型とも先にお話しした着こなし、条件にピッタリな大人なショーツになってます！

まずはFOBのベイカーショーツ。

これは前に自分がブログで紹介したバックサテンのベイカーパンツのショーツバージョンで、ロング同様、凄くバランスの良い洗練された、でもしっかりアメカジの定番な収まりに仕上がっています。

ロングをただ短くしたものでは無く、ショーツ用にパターンを引き直してあって、ロングより腿のテーパードが強く、腿にジャストで収まるかなりコンパクトな作りで、だらし無さゼロで、全く隙の無い素晴らしいシルエットです。

ショーツでピタピタに見える訳でも無く、ここまでビシッと収まるモノはなかなか出会えませんよ。

少しゆとりを持ったサイズのオックスのボタンダウンシャツや、ブロードのキレイなシャツ、調布の夏の大定番、ティージーの半袖バスクにも抜群にフィットしますね。

そして2型目がこれも前にジャケットのセットアップスタイルで紹介した事がある、ヴァンソン ミレイユのタックイージーショーツ。

こちらもテーパード、膝上は同じですが、腰にゴムの入って、ワンタック入ったイージー仕様で、腰とお尻周りにはゆとりがある作りなのに、腿はテーパードが入ってて、膝頭のしっかり出る、大人の余裕に満ちた仕上りになっています。

素材に使われてるコットンウェザーは、ムラ感がなくキレイな生地なので雑さのない雰囲気なので、ハリ感はあるけどとにかく軽い生地なので、湿気のある真夏には最高の履き心地です！

思い切りの良い短さなので、ボリュームの出るシャツジャケットやプルオーバーの半袖シャツや、地厚のボートネックカットソーなどなど、ストックマンの定番にはかなりの高確率でフィットします。

ショーツの印象が洗練された雰囲気なので、そこを逆手にとって思いっきりアメカジなダブルワークスのプリントTや、バーンズのユニオンT、シュガーケーンのワークシャツの様な振り幅のモノを合わせるのも掛け合わせの妙で凄くオススメです‼︎

暑い日はありますが、まだ真夏手間。
今しか出来ない長袖×ショーツスタイルを楽しむ為に、真夏にも繋がるショーツを取り入れてみたらいかがでしょうか？


それでは、また。お店で会いましょう。


ストックマンマーケット調布 伊藤