夏のセールもひと段落しましたが、夏の本番はこれから！

真夏のストックマンの定番、ダブルワークスのプリントTを紹介したいと思います。

ダブルワークスは調布店でも定番の大阪発のアメカジブランドで、Tシャツとスエットに特化した古き良きアメリカ服の再現が得意なブランドです。

Tシャツのボディは、ムラ感のあるアメリカ産ラフィーコットンを使用し、生地の紡績時に発生する落ち綿をブレンドしているので、ムラ感に＋独特なネップ感もあり、雰囲気の良いボディです。

ネックのリブも細身で、脇に縫い目の無い丸胴ボディで、サイジングも細長く、個人的に1番好きな70年代のアメリカ産ボディそのものといった感じです。

ここのTシャツの凄いところは、洗っていった後の経年変化が、本当にリアルで、1年、2年と着込めば、古着のTシャツのそれになっていきます。

Tシャツの様な薄い華奢な生地で、経年変化しても尚着れる状態を保てるのは本当に凄い事で、ダブルワークスを扱い続けてる理由の一つなんです。

例えば、伸びない様に生地を分厚くすると、生地は固くなり伸びないので、着心地は良くないですし、糸が太いので色褪せのムラも出やすいです。

着易い様に生地を薄くすると、生地にムラ感は無くなり、ツルっとして表情が無いので、プリントが薄くなってくるとそれが目立ってアジにはならないんですよね。

そう考えると、ダブルワークスのボディは分厚いボディと、薄いボディの丁度中間を突いてて、ホント絶妙です。

分厚くは無いけど、生地に弾力はあるので、肌に吸い付く様な着心地です。

生地を染める際の染料も、プリントの塗料も、50〜70年代当時に使われてたモノに近いモノを使っているので、サラでも色合いが優しく、着て洗って行くウチに起こる退色も自然で、経年変化が良いアジになっていきます。

首のリブも全然伸びないくてボディのねじれも起きないので、決して着古して残念な感じにはなりません。

プリントデザインも、古着のサンプルをズバで作るので、ボディとの相性も抜群ですし、デザイン的な主張も無く、世代やスタイルに関係無くすんなり取り入れられるのも良い所ですね。

自分はスタイル的に無地かボーダーを着ることが多いですが、ダブルワークスのプリントTだけは、昔から変わらす買い続けていて、年齢や気分に左右されない個人的なマイスタンダードプリントTですね。

何故、自分のマイスタンダードで居続けているか考えると、やっぱりボディのサイジングと着心地が凄く良いからなんですよね。

ピタピタにはならないけど、胴回りと、袖の筒が丁度良い細さで、いやらしくもだらしなくも見えず、ブレンドされてる落ち綿のお陰で気持ち良い弾力があり、とにかく良い塩梅です。

首のリブも細いので、シャツのインナーに重宝するのも個人的にはポイントが高いです。

最後に、これだけ拘って、プライスがずっと変わらず高くないのも、素晴らしい所だと思います。

最後の写真は、マイコレクションの一部ですが、プリントはひび割れて、生地も毛羽立ち、どれも良い感じにヤレてて愛着もあって、今でも着続けてます。
因みに黒は4年、オレンジは10年着てます！

ジーンズの様に育てる事が出来るTシャツ。

プライスも手が出し易いので、気軽にお試し下さい！

それでは、また。お店で会いましょう。


ストックマンマーケット調布 伊藤