昨日はブログ用の写真を撮ったにも関わらず、携帯に落とすのを忘れるというチャンボをしてしまいましたので今日の更新しになります。 お許しください。

2ヶ月、3ヶ月ほど前からお客様の方々にお伝えはしておりましたが、

当店の大定番シャツイタズラトカゲ。数々型がある中、シーズンシーズンで別注という形で思い思いの気分をデザインや形に落とし込んで来ましたが、今回はストックマン調布店スタッフ、

伊藤、中島、鈴木、の3人で個人個人の別注を作らせて頂きました。スタッフ鈴木は別注案の話が来た時にはまだ入社しておりませんでしたのでご容赦ください。

遂に届きました。

3人の色が全面に、濃く抽出されたと思っています。

自分の別注は、ライトオンスの赤いネルシャツです。

インパクトは他の2人には劣りそうなデザインなのですが、少しながら自分なりのこだわりがございます。

まず注目なのは分かりやすく、前身頃の部分がイタズラトカゲでは初めての両ポケ仕様。ワークシャツに見られるディテールですね。

そして裾のカッティングはフラットの仕様にさせて頂いております。フラット仕様は以前にも出てはいたのですが、オープンカラーでの仕様でした。

今回はスタンダードカラーでの、裾フラットです。

イメージは70'sに存在したようなやつれたネルシャツ。

ペン○ルトン、パタ○ニア的な、良く古着屋で見かけるようなネルにインスパイアされた感覚です。

だけど縫製はイタズラトカゲのドレスシャツ特有の一本針による伏せ縫い。

なんとなくこのギャップ感は今までになかった感覚かなと思います。

別に無骨なネルをイタズラトカゲに求める必要は無いと言われればそれまでなのですが、

イタズラトカゲの真髄はその振り幅にあると考えてます。

１つは勿論両ポケ仕様なので、ストックマン定番のシャツジャケット感覚で着崩す、

その時にインナーのシャツにタイを仕込んでみたり、シャツとシャツの間にバスクシャツを仕込んでみたり、

その上カラーがスタンダードな分、インナー使いした時のバランス感も良く、テーラードやワークジャケットから覗くフラットの丈は今までになく新鮮な面持ちで、それでいてとてもお洒落だと思います。

そんな着こなしをした時に、小綺麗に着た時に、ドレスシャツの様に均一なイタズラトカゲの着こなしがとても重要になってくると思っています。

肩の力を抜いてグランジにもオルタナティブにも、

少しインナー使いで小洒落た雰囲気に落とし込むのも

どんな着こなしに振るのも着る人の自由です。

デザイナーとかそんな大それた物ではないですが、

一瞬そんな錯覚に陥ってしまうような別注になったと思います。

来るまでは仕様が合ってるかなーと色々不安な事がありましたが、届いた仕上がりはかなり満足しました。

とても長々語ってしまいましたが、目で見て触って着て、使い勝手の良さを感じて頂けたら幸いです。

常連さんと撮った写真も載せておきます。本当にいつもありがとう。嬉しい限りです。

Stockman Market 中島