やっと来ました。 重ね着の1番楽しい季節ですね。
暖かくなった最高のタイミングで待ち望んで居た商品が入荷したのでご紹介させてください。
前回も話した通り、洋服にはストーリー性のあるものを選ぶ事が多い。
時代背景や縫製技術など、自分達服好きが何故か興味を持ってしまう偏愛的部分である。
そんなストーリー性を持った。と言うよりは、自分達で作り上げたと言っても良いのかもしれないブランドがある。
(以前どこかしらか、誰かしらのブログでご紹介したかもしれないですが被って居たら申しわけありません。)
SUGARCANE."FICTION ROMANCE"
1900年代〜1930年代。西部開拓や、産業革命、壮絶な時代のアメリカ。もしもその時代にシュガーケーンというブランドが存在していたら、自分達はこんな服を作り上げる。
そんなコンセプトの元、様々な服を提案してくれるのが、SUGARCANEから出ている"FICTION ROMANCE"というラインである。
今回入荷したのはカバーオールで、
実はこれ、展示会で自分が一目惚れしたアイテムでもある。
インディゴ染めしたオリジナルの8.5ozの生地にステッチを走らせ、
打ち込みのメタル釦や、
変形ポケット、
さらには商品に付いているフラッシャーまで。
どこまで拘れば気が済むのかと、こちらが探して探しに探してもまだまだ出て来そうな…笑
疲れるのでそこまでしないが、
サイズの作りもカバーオールらしさと、あくまで現代のブランドではある為、今の時代にも着やすいサイズ感に仕上がっている。
オールシーズン使えるのもとても嬉しい。
このアイテムにはもう1つ背景がある。
100年ほど前に実在していたワークウェアブランド、
"SWEET ORR"
これが恐らくイメージソースでは無かろうか、
というフラッシャーが付いている。
フラッシャーの写真の右下、
The "Sugar-Cane" Girl と書いてあるが、
これの SUGARCANE の部分が
SWEET ORR になってるフラッシャーを何かしらで見た記憶がある。
何かしらは覚えていない。笑
それをシュガーケーンが現代と、1900年代を繋ぎ合わせ作ったアイテムでもある。
本当に何百年も前に存在していたかのようなストーリを自分達で作り上げ、それを実際に商品にする。
それが出来るのも一重に、
洋服に対しての知識や情熱があるからだと思う。
いつもいつも尊敬させられるロマンス溢れるブランドである。
ブログの更新が遅れてしまい大変申し訳ありません。
店頭でも語りたい事がありますので、いつでも遊びに来てください。
Stockman Market 中島
"FICTION ROMANCE"
18/04/02
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