4/1より、スタッフ砂永が着任しまして新たな仲間が増えました。
砂永はストックマン歴も長く、ストックマンスタイルについても熟知していますし、スタイルアップの写真が物語っている様に笑顔の絶えないヤツですので、気軽に何でも聞いてやって下さい。よろしくお願いします!
今回のブログは、個人的に昔から大好きなアイテム、ダブルワークスのフットボールTをご紹介します。
昔からアメリカのコットン100%のスポーツウエアに使われていた様な、ヘビーオンスのニット地が大好きでして。
特にラグビージャージとフットボールTは大好きで今まで何枚買ったことか思い出せない程のアイテムを着てきました。
ただ、フットボールTは良いモノに出会えなかったのと、プリントモノをあまり着なくなったのとで、ここ数年遠のいていました。
しかし、久々にベストなフットボールTが見つかりました!
型は70年代のチャンピオンやラッセルに見られる肩に切り替えがあり、袖は7分の王道の型ですが、型の切り替えは普通にセットインになってて肩も張らずに、本チャンは肘から下がギュっと細いのですが、重ね着も出来る程よい設計になってます。
全体のサイジングもしっかり洋服で、普通に良いです。
今回、何よりヤラレたのがこのフットボールTに使われている生地なんです。
アメリカのヘビーオンスの生地は大体硬くて伸びない生地が多くて、それはそれで好きなのですが正直着心地は悪いです。
しかしこのダブルワークスの生地は、アメリカのヘビーオンスTよろしく、しっかりと地厚ではあるものの、弾力があり柔らかいのです。
アメリカ綿らしいザラッとした質感で、生地のムラ感も風合いがあって、一枚で着てもしっかりオーラを放ちます。
ストックマンスタイルの2大定番、バーンズの吊り編みの柔らかさと、ティージーの色合い雰囲気を合わせた様なイメージですね。なので最高です。
メーカーさんに生地について詳しく聞いたところ、吊り編みでお馴染みの和歌山の生地で、吊り編み機より現存数の少ない大変希少な編み機を使用しているのだそうです。
太い糸を度詰めで筒状に丸編み出来る機械で、アメリカ綿を用いた強度の高い太い糸を度詰めする事でガシっと地厚な生地に仕上がり、丸編みでゆっくり編む事で適度な余白をもった弾力を生んでいます。
この生地は和歌山でも1社しか編めない生地で、吊り編みが2社編める事を考えると、やっぱり更に希少な生地で、こんな希少な機械を見つけて、生地から作り上げるあたり、Tシャツ、スエットに特化したダブルワークスの長年の経験の賜物ですし、これぞダブルワークスでしか作れない生地と言えると思います。
コーディネート的にもバスクシャツを着る様にインナーにシャツを着て袖から色柄を見せても面白いですし、あえてテーラードのインナーに着てハズしても良いと思います。
今時期は白パンに革靴でアイビーに降ってもロゴが効いて良い感じです。
恐らくプリントモノを着るって事だけでも新鮮ですし、気温が高くなってきた今でも出来る重ね着アイテムとしてもおススメですね。
モノが良いというのは=生地の良いアイテムで、自分の中での生地が良いというのは上質で上品なものでは無く、こういう触って着て心地よく雰囲気のあるモノだなぁと思います。
やっぱり日本のアメカジメーカーは自分にとっての良い服を作ってくれます。
ストックマンのコンセプトでもある「日常に良い服」とはまさにこういうアイテムですね。
是非気になった方は生地を体感しにいらして下さい!
それでは、また。お店で会いましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤
フットボールT
18/04/14
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