7月に入りますので、いよいよ半袖の季節到来です。
今回はストックマンにもずっとあるMADE IN USAの定番、GOODWEARのポケットTシャツを紹介したいと思います。
自分が服にのめり込んだ10代の頃から今まで変わらずある定番で、自分の中で無地のポケットTというとグッドウエアが真っ先に思い浮かびます。
今回は自分的に何故グッドウエアが好きが分析してみました。
まず、ザラ感のある適度なウエイトの生地感が好きです。
1枚で着てもしっかり存在感はあれのですが、厚すぎず重すぎず自分的に1枚で着るのに丁度良いのです。
ザラ感のある質感も肌に貼り付かなくて着てて気持ちいいです。
次にネックのリブの微妙な太さが好きです。
他のアメリカ製のTシャツはネックリブが太く詰まってるモノが多く、ハイネック気味に見えるモノが多いです。
真夏は見た目も着心地も暑いですし、何よリブが横に広がって伸びてしまうモノもありますが、グッドウエアはリブが細くは無いけど太くない絶妙なところで、しかもネックも若干広く取ってあるのでネックの広さも丁度良く伸びずらいです。
ネックリブはバインダーネックといって首の生地を挟み込む仕様の方が断然伸びずらいのですが、ヘビーオンスのTシャツの場合は体操着の様になってしまって見栄えがカッコよくありません。
そうなるとネックリブの具合の加減は長く着ていく上で非常に大事になってきます。その点ではグッドウエアは良い塩梅な訳です。
そして1番好きなのは後染めによる独自のカラーリング。
グッドウエアはとにかく色バリがあるブランドで、その中でも自分的には後染め特有の色物の色合いに毎度やられています。
特に、日本の代理店でもあるソーズカンパニーさんの色物出しが毎度最高で、10代の頃に1番最初に買った90年代アウトドアなカラー、パープルとピンクも後で知ったのですがソーズさんでしたし、USミリタリーカラーのコヨーテ、オリーブドラブをいち早くTシャツに落とし込んだのもソーズさんでした。アレにも完全にやられましたね。
そして今期そんなソーズさんの別注カラーは90年代にあった古着のオマージュカラー、ユーズドレッド、ユーズドネイビー、ユーズドグリーンでした。
ただの古着のカラーではなくて、90年代古着のカラーとは流石目の付け所に並々ならぬセンスを感じ、それを聞いてカラーを見たら納得でそこのカラーを今回のピックアップカラーに選びました。
90年代はアウトドアウエアが非常に花開いた時代で確かに発色の良い色物のウエアが多く、古着でもそんなアジの出た色物が並んでいました。
自分も当時バキバキの原色よりもこんなワントーン落ちた色物を良く好んで着てたのを思い出して、その時の色合いがまさに今回の色味でした。
特にユーズドレッドはドンピシャこんな色目のTシャツやショーツを履いてた記憶が蘇って非常に懐かしく、今見たら久々に新鮮で自分でもまた着てみたくなりました。
昨今のTシャツ事情といえば、白黒グレーの無彩色にキレイで上質な素材、バランスの良いモードを感じさせる洗練されたものが増えてる様な気がします。
そんなモノとは真逆な計算されてない素材感、アジのあるTシャツが自分は好きですし、そんな塩梅のものが結局着てて気持ち良くてTシャツらしいのかなとも思ったりします。
皆さんにも是非ソーズさんカラーをまとったGOODなWEARをお試し頂きたいなと思います。
それでは、また。お店で会いましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤
GOODなWEAR
18/06/23
60