タイガーカモ柄。一見した印象はとにかく迫力があります。

今シーズンは特にそうみたいですが、70'sが熱いシーズンで、このタイガーカモも70年代ベトナム戦争時に良く履かれていたパターンのカモフラージュ。

ただ流行は関係無しに男らしい印象のこの柄には凄くグッと来るものがありますよね。

ジョンブルから入荷したタイガーカモも、不動の定番トリコチンストレッチを使用した仕上がり。

自分的にはこの定番のトリコチンとタイガーカモのコラボレーションは凄く嬉しいアイテムです。

パンツ自体のシルエットはスリムストレートな5ポケットの到ってシンプルなパンツで、

トリコチンという畝（うね）の高い織物、綾目が太く密度が詰まったパンツにストレッチを加えた物です。

このシンプルな形にタイガーカモを載せた新作は、シンプルなスタイル、太い糸だからこそハッキリとクッキリとパターンの表情が出ていて抜群の出来栄えだと感じます。

そう言えば冒頭で書きましたがこのタイガーカモはベトナム戦争時に良く履かれていたパンツです。

ベトナム戦争にはヒッピーというアメリカの人々が深く関係しています。

ヒッピーはベトナム戦争に対して愛と平和を訴え反戦運動を行い続けました。

彼らをリスペクトしながらオーバーダイやタイダイなどの派手なTシャツを着てド派手なスタイルに行くのもありなのかなとも思いますが、

それだと直球なので

今回はアメリカレプリカブランドのヘッドライトのカバーオール。

フィデリティという、軍物を諸に米国軍に提供していた太ピッチのボーダーで

アメリカと軍物繋がりって事で、

春だから爽やかに、春だから春らしい色を、

色々ルールがある様に思えますが、

春だからこその男らしい土っぽい匂いのパンツはそれはそれで好きです

そんなルールに捉われない様な合わせも、

文化や制度に縛られず生きていたヒッピー達のようなスタイルをリスペクトした合わせなのかもしれませんね。

春も少し男らしさを出して良いかもしれませんよ。

Stockman Market 中島