今回のブログは、前回の中島のブログの続きにみたいになってしまいますが、この夏の凄くお気に入りの半袖シャツがあるので、それを紹介しますね。



そんなお気に入りが、シュガーケーンライトの、シャンブレーストライプBDシャツです。



ブランドについては前回、中島が説明してくれたので割愛して、何故お気に入りかについて語りたいと思います。



こちらの半袖シャツ、タイトルにも書きましたが、『掛け合わせの妙』がまさに自分好みなんですよね〜。





まず、

①生地は大好きなワーク素材の代表的な生地である、ムラ感のあるシャンブレー。



そこに、

②ワークの要素には無い、シャツらしい、ストライプの柄が乗っかってる。



そして、

③襟はロール感のあるボタンダウンに、小さめな貝ボタン(この3穴の貝ボタンはシュガーケーン別注の品です)で、王道のアメトラ仕様。



なのに、

④縫製は、ワークらしい2本針のチェーンの空環仕上げで、両脇には補強マチまで付いてる。



そんなワークな要素と、シャツらしい要素の掛け合わせが絶妙なシャツなんです。



しかも、ワークもトラッドも、どちらもアメリカらしい要素な訳で、しっかりアメカジの中に収まってるのも筋が通ってて尚良しです。



自分が思うに、こんな掛け合わせの妙が、実にシュガーケーンライトらしいアイテムだと思いますし、この発想はジャパンメイドらしいとも思います。



細かなディテールに気付けて、それを研究する日本人の能力が遺憾なく発揮されてて、それをサンプリングする上手さはジャパンメイドの大きな魅力だと思います。



何より様々なディテールが入ってたり、いくつか要素がこうやって掛け合わせられたりすると、色々と想像力が湧いて、どこをピックアップしてコーディネートをしようか考えるのが楽しいですよね。



今回は、１枚目のコーディネートは、中太なワークパンツにタックインして、素材はワークで合わせて、タックインする事でボタンダウンのキッチリ感をピックアップして、ネクタイにBBキャップでアメトラにキメてみました。



そして2枚目は、ショーツ×スニーカーでワークのラフさ合わせて、Vカーディガンとキャスケット＋ショーツをツヤ感のあるコットンウェザーにする事で、ストライプシャツのキレイさに合わせて、アイビーっぽく仕上げました。



蒸し暑くもなってきて、重ね着が辛くなってくる時期だからこそ、ディテールをピックアップしてコーディネートしてみるのも良いと思いますよ。





それでは、また。お店で会いましょう。





ストックマンマーケット調布 伊藤