ネイティブアメリカンの歴史を紐解けば紐解くほど、数え切れないほどの文化があり、アメリカというとても大きすぎる国に多岐にわたり関係しています。
今では、「アメリカ先住民」とも言いますが、元はインディアン。こういった人権配慮的な言い換えは好きではないですが、彼ら自身が、「我々はインド人ではない」という主張もありますのでこれは仕方ないことかと、
そう、ネイティブアメリカンという自分自身の勝手な解釈ですが、インディアンジュエリーをジャラジャラと付けて、フェザーの付いたヘアアクセサリーを付けて、フリンジの効いた装飾品を付けて、
族によってはフェイスペイントまで…
一見大胆とも言える着こなしも、現代まで受け継がれていて、以前お話しさせて頂いたヒッピー達もネイティブアメリカンの、「大地と共に生きる」という精神に深く感銘を受けて、ああいった着こなしをしているのではないかと思うと凄く納得です。
話が凄く逸れてますが、今回"BARNS"から入荷した、カーディガンはネイティブ柄。
ネイティブアメリカン伝統の模様。
本物は自然の物を抽出して色をつけた糸で編み上げますが、
BARNSのそれは、ジャガード織りで見せたニットカーディガン。
ボディはミディアムウェイトで、もちろんコートのインナーや、丁度今くらいの気温には重ね着して柄を思いっきり全面に見せても良いでしょう。
ロングシーズンで活躍してくれるアイテム。
鈍く光るコンチョボタンにネップ感の強いジャガード織りによるネイティブパターン。
現代的にアップデートしているネイティブアメリカンのカーディガン。
こんな時代にまでアメリカの空気は色濃く残っているんですね。
コーディネートも彼らを尊敬してフェザーの付いたハットに、アメリカを感じるアイテムを散りばめさせて貰いました。
難しい事を話してしまいましたが、
いつものスタイルにパッと目を引くカーディガンなんてのもとても良いと思います。
気楽に羽織れるウェイトに、コーディネートにも使える挿し色挿し柄でサラッと色の抜けたジーンズやワンウォッシュのジーンズなどに羽織ったり、コートの下に柄を見せて入れてみてください。
アメリカの大地を気軽に感じてみましょう。
Stockman Market 中島
ネイティブアメリカン
16/10/29
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