基本的にファッションでアランニットは着た事がなく、実はずっと興味は持って居たのですがなかなかに良い物に巡り合う事が出来ませんでした。
何故だか着やすいスウェット素材に手を出してしまったりクルーネックのセーターでアメカジ感を出すのがスタイル的にも好きだったと言うのもありますが、
いかんせんニットのチクチク感やゴワっとした感じが正直苦手です。
そんな時にふとしたタイミングで初めて入荷した、今回ご紹介するkilkeelを試着してみて、これは来たな!と思いました。
ニットは着たいけど柔らかすぎてすぐヨレヨレになるニットは絶対嫌だし、硬くて分厚過ぎるニットは冬にはインナーで使いづらくて着れるシーズンが限られる。
そんな悩みを解決してくれるのがkilkeelでした。
程よく厚みのある肉感に、目の詰まった編み目は丈夫な一面でもあって、
メリノウールというシルクにも例えられるほどの滑らかで上質な素材は、ニット特有のチクチク感がなくて、とても着心地が良いです。
kilkeelを着れば着るほどニットのその質感に惚れ込み、とても愛着の湧く1枚だなぁと率直にそう感じました。
愛着が湧く理由は他にもあって、アイルランドの老舗が作ったニット。
アイルランドにおけるフィッシャーマンセータの編み目は沢山意味があるんです。
ハニカム、ダイヤモンド、ケーブル、バスケットなどなど、、
大漁を願った柄や、漁に出る人への想いを乗せた柄だったり。
そんな伝統のアランニットを、流れてく時代の中でも最高級品質で作り続けていて、変わらない温もりがあります。
伝統的でいて定番であればあるほど、ファッションにした時の振り幅の安心感はとてつもないです。
シンプルにジーンズでカジュアルに合わせたスタイルも良し。キレイめな配色で合わせるも良し、少し風変わりな重ね着するのも良し、しっかりアメカジで組むのも良いです。
どんなスタイルにもハマるし、毎日でも着たくなってしまいます。
というより自分はほぼ毎日気に入り過ぎて着てしまってます。
数も徐々に少なくなってきてますので皆様是非店頭にてお待ちしてますよ。
Stockman Market 中島
kilkeel
16/12/18
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