結局今年もまさかの休業になってしまいましたね。そうなるとブログ並み、いやそれ以上の恒例個人インスタ始まりた。
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こんな慣習は終わって欲しいですが、でも心のどこかではこの個人インスタ、物凄く楽しんでたりします。休業中の1番大切な仕事でもあり、最大の息抜きでもあり。
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前回の休業の時は、初めての全く予測不可能な事だったので、全く楽しめなかったので、今回は割り切って、普段出来ない事するぞ！楽しむぞ！、なんて思ってたのですが、ダメですね…。
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結局、取り憑かれた様に毎晩インスタの文章を書いては消し、書いては消し…。結局普段より服の事ばかり考えてる始末…。
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やっぱり、僕は、服以外の事にはのめり込めない様ですね。もう諦めます！服が大好きです‼︎そして服の事を語る事、もっと好き。こんな時改めて感じますね。
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そんな訳でこれからも、趣味も仕事も服って事で、もう胸張って邁進したいと思います。
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オンとオフとか無いので、何か損してるなーとか思ってましたが、ある意味は凄く幸せな事ですよね。
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そんな訳で、今回のブログは、砂永のブログ回の時も説明ありましまが、この休業中の個人インスタ企画の載せています。
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僕と砂永が3日交代×2、岡崎がその間に2日間のサイクルでやっているので、次のブログは岡崎の2日間、その後砂永と僕の3日間となります。
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僕も2人がどんなネタでくるか、勿論知らなかったので、1ファンとして見てましたが、普段より自由だから余計ですが、それぞれのキャラがモロに出てて個人的には面白かったですねー。
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トップバッター、砂永は皆さんもご存知のマイペースを遺憾無く発揮！でもこんな時だからやっぱり服好きが
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僕は案の定、気合い入りまくり.…。
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最後の岡崎は、それを冷静に見て、ちゃんと冷静に戦略を練ってきて上手くまとめやがります。
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でも共通してるのは、やっぱり皆服好きだなーって事。それもかなり重症ですね。改めて、ウチの店ってやっぱり面白いなーと自画自賛しました。そう思いませんか？なんて、自分で言っちゃーいかんですが、ホント嬉しくなっちゃいました。
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そんな訳で、普段ブログのみ見て頂いてる方にとっては何で急に私的な内容で、しかも連チャンで上がってる！と驚かれる方も居るかもですが、そんな訳です。
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それでは、僕の最初の3回を上げておきます。
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冒頭のくだりは、このブログにしか書いてませんので、インスタだけ見てる人にはナイショですよ！
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それでは、いつも以上に長いので読むのにも気合い必要ですよ。よろしくです‼︎押忍‼︎
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気合い入り過ぎて、メチャクチャ長いですが、気分が乗った時に読んでみて下さい。
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それでは、伊藤回一日目です。どうぞ！
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プロローグ　
『この１年で僕が思ったこと　前編 』
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まずは、本編に入る前に、自分にとっても去年は服屋になってから1番服の事をアレコレ考えた１年だったので、少しだけ振り返てらせて下さい。
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去年の在宅期間中、学生以来、初めて自宅で日常的に服と向き合いました。コレは本当に貴重な体験でしたね。一度、店を離れた所で服も向き合って、より皆さんと同じ状況で服と対峙したいと常々思っていました。
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僕らは服を着る事が仕事なので、自分の好きな服でONも出来れば、OFFも出来る。しかも制限無しです。
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でも、インスタをご覧の服好きの方々の中でも、毎日僕らの様に私服を着れる方も少ないですし、着れてもある程度制限がある方が殆ど。
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きっと同じくらい服好きなのだけど、単純に披露出来る場が僕らより格段に少ないですよね。それにONよりOFFの方が多いと思います。
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そんな中、昨年の約2ヶ月の自粛期間に、僕らもファッションを披露する場である店に立てなくなり、日常のファッションがかなり皆さんと同じ目線のリアルな物になったと思います。
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僕らもONが減って、OFFが格段に増えた訳ですね。
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日々、着飾る事から生活する服へ。
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日常着に必要な事。また着飾る事への渇望。色々肌で感じましたね。
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それを踏まえてこの１年で思った事。ある意味これから先に僕らがやるべき方向性が割とハッキリと見えました。
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に求める事
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①着心地
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ファッション性とか、トレンド感とか、気分とか、そんな不確か事より、着ていて苦にならない着心地。コレが、まず1番大事だと改めて思いました。より服がリアルなモノになりましたね。
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苦にならない着心地なので、ピッタリでも大きくても苦になってしまうので、程良いルーズ感。サイジングの大事さも改めて大事だと感じました。
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オシャレは我慢の時代はハッキリと終わりを告げました。ある意味この考え方は発信する側のエゴでもあるので、淘汰されても仕方ありませんね。
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②生活に適した丁度良い品質
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最高級、最高のスペックはいりませんが、生活を快適にするには、少し良いモノは必要だと思います。
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良い生地、良い縫製、良いサイジングの服は生活を快適にしてくれます。
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ただ、ここで大事なのは良すぎるモノはいらない、日常を活動する上で丁度良いというくらいが大事ですね。
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良すぎるモノは大概洗えなかったり、手入れしなきゃだったり余計な心配をしないといけません。
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普通に着て、普通に洗っても、着心地が簡単に変わらない品質。これには拘りたいです。
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③適正以上のプライス
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要は、①②の項目をクリアした上で、更にそこからモノに対して安いか高いか、ちゃんと検証したいです。
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この様な先が不透明な時代に買い物をしてもらうのだから、よりモノ自体の価値に対してのプライスの適正化が必要で、ウチとしては、モノの素材、部材、作り、更に実際に使えるシーンの幅、生活における機能性、など総合的に見た時に価値のあるプライスのモノをやらなくてはいけないなと。
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素材、作りに対して安いと感じれて、生活に必要のないオーバースペックのモノは要らない。モノに対しての価値が適正か、今までよりもよーく考える様になりました。
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カッコいいから、歴史があるから、アメリカ製だから、と単純な理由ではハイプライスなモノも簡単には許せななくなり、今はよりリアルにモノに対して適正か、仕入れる時も皆で話し合って精査しています。
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④それでも結局は、着てみたい衝動に駆られるワクワクする服
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去年の自粛キッカケにより服がリアルになりましたが、何だかんだ言って、やっぱり服でワクワクしたいんですよねー。矛盾してるかもですが、好きだから仕方ないですね。
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コレも改めて噛み締めた真理。今まで以上にファッションより日常着をイメージして生活しても、やっぱり新しい何かも求め続けてる自分。直線的より回り道が好きな傾向はやっぱり変わっていませんでした。
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皆さんのお店での反応もやっぱり同じ様な感じで。やっぱり同じ服好き、ワクワクには勝てませんよねー。安心しました！
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ただ大きく変わった事がありまして、ただ衝動的にワクワクするものにはワクワクしなくなりました。
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先に挙げた①②③の項目をクリアしたワクワクアイテム。しかもそれは、ちゃんと日常着にフィットしてて、ただ面白いだけのアイテムではありません。普通に着れて、でも着るだけで人とチョット違くて、着て楽しいヤツ。
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僕らが提案すべき所はそこかなと、この激動の１年のお陰でハッキリと見えた気がします。
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質が良すぎる服も、生活にそぐわないオーバースペックな服も、歴史的なブランドでファッションのマスターピースが故の高すぎる服もいりません。
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プライス以上に価値があって、着たら良くて、普段着に普通に着れて楽しい服。
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そこに拘っていきたいと思います。
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プラスに考えれば、こんな事が起きなければ、ここまで真剣にも考えてられなかったですし、自粛のお陰で肌で感じれたのも大きかったですね。
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なので、今店頭に並んでる服は全て、その目線で選んだモノです。イタズラのシャツとなんかは、１番その意識が出てる様な気がします。あと、海外製のインポートにもご注目下さい。秋冬はその目線で選んだ結果、意外にもインポート枠は増えました。
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やっぱり海外インポートのアイテムってワクワク度が違うんですよねー。でもプライスは相当吟味したので、非現実的なのは１つもありませんよ！
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明日からは、個人インスタ本編のスタートです。写真ではいやらしく、企画の一部をチラ見せしておきますね。何をやるか色々と想像してみてください(笑)。
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長々とお付き合いありがとうございました。
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ストックマンマーケット調布　伊藤