先週からですが、無事に営業再開出来ました。ひとまず良かった。なるべくなら、普通な環境をベースにしないと、我慢も長続き難しいですからね。一つ許された訳なので、仕事も生活もより気を引き締めていきたいと思います。やっぱり店に立てる事は幸せな事です。

それと、休業中の個人自粛ブログ。あんな私的、しかもキャプションオーバーという、インスタのツールとしてはあり得ない回にも関わらず、会う方皆さんに見てました！良かった！と、今回も有難いお言葉を頂きました。頑張った甲斐ありました。僕らスタッフも大満足です。改めて、お付き合いありがとうございました。

時代に合っているスマートなやり方では無いのは重々承知ですが、計算無しのストレートな情熱はちゃんと伝わる方には伝わりますね。これからも戦略やトレンドには頼らず、服に対して真っ直ぐに頑張りたいと思います。これからもお付き合いよろしくお願いします。


では、久々の新作のご紹介。

僕も購入して、最新のお気に入りパンツ。kiffe(キッフェ)のsingle gurkha pantsのご紹介。

ベースは、フランス軍のBDUパンツ(カーゴパンツ)で、そこにイギリス軍のグルカパンツのウエスト周りを合体させた、僕が大好きな、てんこ盛りデザインパンツです。

まず、フランス軍ディテールですが、両サイドのカーゴポケット+フロントに2つのポケットで、マチ付きのポケットが何と4つ！、そこに普通にサイドスラッシュポケットが2つ、バックポケット2つ、計8つのポケットが付いてます。これだけでもてんこ盛りですね。

更にウエスト周りは、ベルトレスのグルカデザイン。これがまた凝った作りになってます。説明するのは難しいので、是非実物見て欲しいですね。

このディテール満載てんこ盛りで、ロングが税別¥12,800、ショーツで¥11,800という普通のチノパンプライス…。驚愕です。全くこのプライスには見えませんよ。

素材もナイロン60%にコットン40%の混紡生地で、適度な厚さで、生地はサラッサラ！肌触り抜群ですし、春夏に特化した薄さでもないので真冬以外履けて、真夏も履ける、使用時期の長いパンツです。

ナイロンが強いので、起毛し辛く、サラサラは持続しますし、色落ち色褪せもし辛いので、夏に向かって行く季節には、気兼ねなく洗えて良いと思います。これが綿が強いと、色褪せもですが、生地が毛羽立ってきて、真夏汗が張り付いて暑いんですよね。真夏履くパンツとしては、コレ結構重要です。なので、これからの季節、特に良いですね。


このパンツの1番目を引くポイント、フロントのマチ付きの2つのポケット。

トップスの裾から丁度出る位置で、正面に中々インパクトのあるワンポイントデザイン。春夏の重ね着が出来ない時期は、かなり有効ですね。シルエットが結構太いので、このマチ付き、フラップ付きのコテコテのポケットデザインもパンツのワタリに収まってて、そこまでゴテゴテとしたものには見えません。

そして、プラスαの腰周りのグルカデザイン。右にズレたベルトが垂れる感じもカッコよく、ミリタリーカーゴの無骨さを少しドレッシーに見せてくれる様な感じがします。

ベルトレスなので、パンツインした姿も面白く、カットソーをインした感じは個人的に気に入ってます。


大体この手のてんこ盛りデザインのミリタリーは、アビレックスの様なゴリゴリ系か、ガーメンツやナイジェルの様なインポートに見られるデザインで、前者だと主張が強すぎてコーディネートには使えず、後者だとビックリする位プライスが高いですね…。

今回のキッフェのシングルグルカは、デザイン良し、生地感良し、そしてプライスも良し(実際ココが1番凄いかもしれませんね)の3拍子揃ったデザインパンツな分ですねー。

前にインスタに載せて中々の反応を頂きまして、サイズ欠けしてましたが、フォローして今は揃っています。ロングがベージュ、オリーブ。ショーツはベージュのみとなっています。僕でS履いてて、S〜Lまでの展開なので、大きめの方にも楽しんで貰えますし、ベルトで締められるので細身の方がギュと締めて履いてもカッコイイですよ。

これだけデザインが入ってるパンツなので、それだけでも取り入れてみる価値はあるので、普段、太めのパンツや、ショーツに中々挑戦出来ない方は、太めのパンツをこのデザインをきっかけに履いてみるのも良いのではないでしょうか？

それでは、また。まだまだ気の抜けない我慢の日々ですが、洋服だけでも自由に楽しみましょう！

kiffe
シングルグルカパンツ
¥12,800( ¥14,080 intax)
シングルグルカショーツ
¥11,800( ¥12,980 intax)


ストックマンマーケット調布　伊藤