真っ黒のクローバーの様な
草が嫌いです。

どーもスナガです！

連日インスタの方で紹介していますが
イタズラの半袖新作も届き、旅立ち..
店頭は完全に夏！

そんななか今週のblogは何に？
と店内を組まなく見ていたら、あれっ？！
コレまだ紹介してませんでした。


Sewing Chop Oalls by Johnbull
SC107 オーセンティックジーンズ
¥20000(¥22000 in tax)

先ずはこのソーイングチョップですが
自分が入社するタイミングで売り場から
姿を消し、10年以上の沈黙..
そして今年から再始動したレーベル

ヴィンテージの素材、ディテール、縫製
仕様を紐解き。当時の時代背景を想像し
素材を新たにJohnbull流のフィルターを
通して生まれるNEO VINTAGEライン
です！

渋谷の展示会場で別室に通され
このコレクションを見た時は
久しぶりにワクワクしましたね〜

初回なので型数は少ないのに
渡された資料はいつもの3倍くらい
びっしりと活字が並び、本気で
作ってるんだなぁ感がひしひしと
伝わってきました。

そんな本気のファーストシーズンから
今回ピックしたのがオーセンティック
ジーンズ！

1940〜50年代のまだファッションでは
なく、作業着としてのジーンズを目指した
パンツです。

特徴は腰から裾へのシルエットのゆとり！
動きやすさを大事にする作業着としての
ディテールを大事にして、ウエストの下部
から膝に向かうこのカーブ、凄く綺麗に
弧を描いてます！

ワイドパンツほどズドンと太くなく
ちょうど足の形が出ないくらいの
余裕があるシルエット。

ベースは501

この年代のモデルはレプリカブランドが
必ずと言っていい程サンプルとして使用
している訳ですが、このカーブは流石です..
忠実に再現するともっと直線的なシルエット
になってしまい、スッキリするけど野暮ったく
感じてしまいます！

直線の方が縫いやすい！という所は
すごくアメリ感なんですが、履いていくと
膝が抜け、生地が突っ張り腿の余裕は
無くなってしまいます。

小学校から毎日球蹴りに夢中だった自分
太ももは人一倍膨らんでいて、そこが
コンプレックスな訳です！

今年の冬に手に入れたマニュアルの
デニムが個人的に凄くいいバランスで
こんなデニムがあったらなぁ..と
向かった展示会でコレを見た時は
痺れましたね〜！しかも、懐かしい
ソーイングチョップで！！！

しかも、生地にも工夫がされていて

縦糸に番手の太い糸と凸凹のムラ糸を
ランダムに使い織り上げた生地に
防縮加工を本来の工程の半分かける
事で、洗いにかけた時に縮み方にムラが
生まれヴィンテージに近い雰囲気を
出したわけです！

半分とか気持ち悪いですね〜

絶対職人さんは嫌だと思います！
でも、この方法だと糸を太くしなくて
済むのでガシガシした硬さがない
柔らかい肌当たりで、いい感じに
色落ちも楽しめる現実的に履きやすい
ジーンズになるわけです。

このあたりはやっぱり長年培っていた
ファッションとツール両方の目線で
アイテムを作り続けてきたブランドらしい
アプローチです。

そしてソーイングチョップという
ブランドをこのデニムが体現している
と思ったのでこの一型だけのピック
でした！

正直な話
砂永の理想のデニムです！
ワンサイズアップでウエストを
ベルトで絞る様に履いてもらうと
最高にカッコいいです！

是非！