お疲れさまです。スナガです！


先日、朝の調布駅でTieasy のバスクシャツにイタズラの
ギンガムチェックのシャツを着た方を見かけ、嬉しくて
一人でニヤニヤしてしまいました。スタイルが浸透する
のは嬉しいですね‼


今日は秋の新作が届いた「Chup」のソックスの話です。
歴史を辿ると、紀元前のエジプトのピラミッドから
見つかったモノが確認されている世界最古の靴下。
当時は革ひもを足に巻き付けたようなモノだった
様です。そこから約２０００年後に日本で初めて
靴下を試したのが、大の新し物好き徳川光圀！
そう黄門さま！なんでも大層気に入って、棺桶の中に
数足の靴下を入れた程だったそうです。
その後、明治時代は文明開化によりひろく西洋の
文化が紹介され、靴と合わせて靴下は民衆に広がり
今にいたっています。


とコレだと靴下の歴史を調べました！の趣味の話
になってしまいますね。


ただ、この長い歴史の中で靴下は素材や製法が
どんどん変わり、効率の悪さから消えていった
「ハンドリンキング」という手法に拘って
作っているのがこのチュプの靴下の特徴です。


靴下の爪先と踵を良く見ると、それぞれに生地と
生地を縫い合わせた後があると思います。
この部分は負担が大きく、しっかりと合わせないと
靴下はすぐにダメになる要の様な所。ここを機械で
効率良くとめると、生地が吊り、固くなるので
足にストレスが掛かり疲れやすくなるそうです。


そこでこの「ハンドリンキング」！
職人さんが一目一目手作業で生地を合わせていくので
余計な力が掛からず、繋ぎ目を指で撫でると
フラットで、固さもない正に職人技です。


ソックスの踵に押されたスタンプはそうした
ソックスに対する誇りなんだと思います。
ここのソックスは見た目が色鮮やかで
ついついソコに目がいきますが、実は履き心地が
むちゃくちゃ良いのです‼本当に！
１足は少々御高いですが、是非一度試してみて下さい。


またまた長々書いてしまいましたね(汗)
ほとんど「Chup」には触れずにここまで
きてしまいました。でも、作り手さんが拘るポイントって
見た目には解らないモノも多く、着たり、触れたりと
体感して初めてそのポイントに気が付いて貰える事が
多いと感じます。なので、今回のブログは
前半が趣味。後半は見えない所の紹介...


何だか反省みたいになりそうなので、次回は
きっちりまとめてブログ書くぞ！と思います。


また、店頭でお待ちしています‼