12月に入りました。いよいよ真冬に突入です。
東京勤めになって、やっぱり埼玉より気温は高い、風も強くない、電車の時間も長い、地下を歩く事も多い、建物は暖房入ってる。
果たして防寒アウターは必要なのか…?
店頭でも「東京ではガッチリしたコートは要らないですよねー」という声もチラホラ。
お気持ちはよ〜く分かりますが、僕は単純にアウターが好きです。
重ね着も好きなので、正直分厚いアウターはそこまで必要無いかもですし、一通りジャンルを持ってて、真冬の間に着切らないですが、防寒アウターというジャンルが好きです。
防寒アウターには、沢山のディテールがあり、そこに更に機能が付いていたり、着ないで見てるだけでも楽しい。
手に入れた時の高揚感と、纏った時の満足度は、アウターには敵いません。やっぱり洋服の中でもキングだと思いますね。
なので、毎年欲しいモノは尽きませんし、自然に増えてしまうんですよね〜。
そこに付けて自分は、収納も好きなので、増えも場所を見つけては収納して、ジャンル別に収まった時なんかは特に快感で…
増やしてもその後の楽しみまである、家族に取っては1番タチが悪いかもしれませんね。
ただ、最近の自分のテーマが、「日々自分の気持ちに正直に着たいモノを着切る!」なので、家族には迷惑を掛けない様に気をつけながら、自分の気持ちに正直に行動したいと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は前回のフリースJKTの次に候補に上がってる、またまた登場のSugar Caneのパディングコートをご紹介したいと思います。
去年から定番に返り咲いたパディングシリーズ。その新型です。
素材は、去年はコットン×ナイロンで、古典的アウトドアですが、今年はコットン×ポリエステルで少し洋服に近づいた印象です。
去年より柔らかく、軽く、発色も良いです。
型は、比翼タイプのステンカラーコートに中綿を入れたモノ。
イメージで言うと、エディーバウアーや、LLビーンの様な日常着寄りのアウトドアブランドが出していた様な、暖かさという機能を持って強い素材で作ったフォーマル寄りのアウターと言ったイメージですね。
なので、
型はアウトドアではないけど素材と機能面はアウトドア、
キレイとカジュアル、フォーマルと日常着のバランスの塩梅が良い、
合いの子な感じがストックマン的だなぁと思えるアウターです。
基本ステンカラーだとフォーマルな型なので、カジュアルにはハマり辛く、皆さんお持ちでない方も多いと思いますが、しっかりカジュアルにも、ストックマンスタイルにも取り入れられるモデルです。
細身の白パンや、チノパンに革靴にニットを着てキレイに合わせるのも間違いないですが、個人的にはこのコートをスタイルの外しに使って貰うのがオススメ。
1枚目の写真の様に、インナーにフードパーカーを着て、より日常着に落とし込んでも、素材と長過ぎない丈感のお陰で違和感なく外せます。
長めの丈感がパーカーのフードのボリュームに凄くマッチして好きなスタイルです。
そして、これが1番オススメで、自分もいつかやりたかったスタイル、ロングコートのスエットパンツ外し。
このスタイルの話をすると、また長くなってしまうので、是非店頭でお話しさせて下さい。
こんな感じで、コートの型ですが崩してもカッコいいので日常着でかなり活躍すると思います。
お尻が隠れるアウターは単純に暖かさも違いますし、ダウンの様に暖か過ぎないので、都内の環境にもマッチしてると思います。
そんな訳で超季節モノと頭では分かっていながら、物欲は余計にヒートアップする訳です。
服が沢山着れる冬はやっぱり楽しいですね。
それでは、また。今週も洋服を楽しみましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤
敢えて着崩したいコート
19/12/07
79