ストックマン的セールアイテムとは
20/01/11
76
遅くなりましまが、改めて。
明けましておめでとうございます。
今年も、生活に寄り添える良い服を探して、その服をどう着るか、我々スタッフがしっかり提案して行きますので、お楽しみに!
一緒に楽しみましょう‼︎
今年は少し前倒しの12/26からセールをスタートしましたが、連日沢山のお客さんに来てもらいありがとうございました。
今年のセールアイテムは、長年仕入れをやっていますが、色々な良いタイミングも重なって史上最高の内容だと自信ありです。
完全仕入れスタイルでやっているウチの様な店は、セールアイテムも仕入れに行く訳で、実際メーカー、ブランドと商談をしてみないとどんなアイテムがあるか、幾らで仕入れられるかは分かりません。
なのでセールアイテムも完全に出会いなのですが、長年定番アイテムもしっかり展開しつつ、毎年セールアイテムもしっかり買い続けた結果が今回の仕入れに繋がったと思います。
そんな訳で、ウチに並んでいるセールアイテムは他のお店では出ないウチだけのアイテムですし、値下げのプライスもウチでしか出来ない下げ幅のアイテムしかありませんので、どれも安心して選んで頂けるますよ!
セールアイテムをピックアップする上で大事にしているポイントが2つあります。
① 元の定価のプライスが高いアイテムを50%オフ以上で仕入れる事。
定価の高いアイテムは、素材が特別か、又、作る上で手間の掛かるアイテムな訳でプライス高いので、パーツも多く動き易く、プラスαのデザインが入っている、実際に着て、見て良いアイテムな訳です。
ただ、当然買い物をする際プライスというのは凄く大切な要素で、プロパー期はプライスには厳しくなります。
どんなに良いモノでも店のプライスに合わないモノは中々仕入れられません。
それがセールで50%オフで出来れば、普段なかなか出来ない5万オーバーのアウターも、2.5万な訳で丁度店のプライスに落ち着きます。
要はいつもの予算で特別なアイテムが買える訳で、自分はココにセールの醍醐味があると思うので、とても大切な基準にしています。
② 普段定価だと手の出し辛いゾーンのアイテムを仕入れる事。
①にも通じますが、季節モノのアイテムや、定番ではない色モノ、柄モノ、特徴のあるデザインなど。
ついついスルーしてしまいがちで、1シーズンしか着れないアイテムで、削ぎ落とせば必要のないアイテムです。
ただ服好きの性としては、定番は大切だけど、やっぱりそれだけでは物足りなくて、たまには違った事もトライしたいもの。
それに季節モノがあるとより季節を細かく分けられて、結果気温の変化にも対応出来て快適ですし、色柄もあれば更に着こなしが楽しくなります。
そんなプラスαね部分はセールを上手く活用して欲しいと思ってます。
それにここでトライする事で、服の幅も広げて楽しみの幅も広げて欲しいなぁと。
プロパー期は、定番をコツコツ積みかねて貰って、セール期にそれを発展させて貰うイメージですね。
と、前置きがとんでもなく長くなってしまったので、アイテム紹介はサラッといきますね。
今回のセールアイテムで、上の2つの要素が揃ってて、良いアイテムが揃えられたのが、ウールのニット類です。
ウールニットも完全な季節モノの割にプライスも高いし、洗濯の不安やチクチクするなど、メンズ服の中ではマイナスイメージか強くてスルーして来た方多いと思います。
ただ、軽くて、暖かくて、着こなの変化も簡単につけられて、見た目も良いと、持つと凄く生活に寄り添った良いアイテムなんです。
洗濯も基本シーズン終わりにクリーニングのみで良いですし、僕は洗濯機で洗います。ちょっとした事に気をつければ簡単です。その辺は是非店でお教えしますよ。
写真① 2人組のデザイナーがイギリス製に拘り、デザインと伝統が融合したブランド、country of originの2トーンニット。
発色はインパクトあるけど、優しい色味でセンス抜群。ウールの質もカシミヤの様な柔らかさで毛質も特別な一枚。
色モノに挑戦したい人には是非おすすめで、すんなり着れると思いますよ。
写真② ウチでもここ数年ニットの定番になっている、vincent et mireilleの畔編みニットのモックネックハーフZiq。
このアイテムも過去にフルZiqが一度セールアイテムで入荷しましたが、なかなかセールでは入らない貴重なアイテムです。
肉厚で明らかに長年着込んで行けそうな安定感抜群のニットです。
ニット特有のフワフワ感も無く、凄くメンズらしいカッコイイknitです。
やや身幅もワイドで、タートルの様に襟の折り返しも無く閉めても開けてもアレンジしやすい、ニットが苦手な方に是非お試し頂きたい。安心の日本製です。
写真③ ニットの原料から仕入れ、糸にして、製品に仕上げる、ニット専科、gimのブリティッシュウールネップニット。
ウール90%、ナイロン10%の太めの糸でザックリな畔編み、粒々の大きなネップ感、個人的には1番好きなニットの雰囲気で、正にアメリカのニット。
しかも、何でもないアメリカ製のニットに良くある、何でもないけど、着たら良い感じのヤツです。
原毛、紡績、編み立ての工程全て英国羊毛公社に認められた代物と、蘊蓄は沢山あるし、イギリス由来ですが、自分にとってはアメリカを感じたニットで、そこに尽きます。
軽くて、襟ぐりも広め。リラックスした感じで凄く日常着にピッタリなニットです。
これは広くニット初心者の方にオススメです。僕もグレーを購入して休日も含めてヘビロテ中。アメカジにも凄くフィットしますよ。
ご紹介しま3品全て、先に挙げた2つの要素を持った、自分で言うのも何ですが、素晴らしいセールアイテムだと思います。
実際、僕自身も20代はスエットばかりでニットは着ませんでしたし、良く着る様になったのもセールアイテムがキッカケたったりして、僕の持っているニットの7割はセールアイテムでゲットしたものです。
生活にウールニットを取り入れると、真冬は確実に生活が快適になります。
いい機会ですので、是非お試し頂きたい!
あと、長々とセールアイテムの仕入れについても語ってしまいましたが、そんな目線でセールアイテムを見て頂くのもまた良いと思います。
新年早々やっぱり長くなってしまいましたが、今年も変わらずお付き合い頂けたら嬉しいです。
では、いつでもお店で待っています。
今年も洋服を一緒に楽しみましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤