Moduct 2023春夏 ついに解禁!
23/04/29
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皆さん、本当に大変お待たせしました!本日ようやくモダクト解禁日となりました。
店頭ではお話ししてましたが、今回お披露目した製品は実は1カ月以上前には入荷していました。が、モダクトは物語があってアイテム同士の繋がりをよ〜くよ〜く考えられたアイテム。やっぱり全ての製品を横並びに見て欲しい製品なんですよね。
あとは同じ生地を使った2アイテム残すのみで当初の予定は4/上に入荷予定だったので、砂永とも話し合った結果ここは我慢しようという事でその製品を待ってお披露目と思っていましたが、何と納期遅れ…。しかも1カ月…。
ここまで来たらもうちょい辛抱かなとも思いましたが、その遅れている製品が夏モノで少し先に使える製品という事と、今入ってるアイテムの使う時期が短くなってしまっても申し訳ないので、とりあえず解禁する事にしました。
それに実際モダクトの製品を見てから他の買い物の計画を立てたいという方も本当に多くて(僕もその1人です)、このままでは中々計画も立てられないという側面を考慮したのもありました。待っていてくれた方々ホントすいません!残りの2つの製品に関しては店頭でご説明させて頂きますので、それを聞いた上でご検討頂ければと思います。
今回のモダクト、ブランド的にお初のTシャツが1型、長袖シャツが1型、目玉の1つのベスト1型が店頭に並んでいます。遅れているのがもう一つの目玉、デニムショーツと、同じデニムを使ったハット(どんなのかは店頭でご説明しますね)です。
その中から、1つ目の目玉製品、ビックハンティングベストをご紹介します。
まず、今回のモダクトですが、2つの軸を持ってセレクトが構成されてます。
一つがデニム素材。アメカジにおいて最もポピュラーな素材デニムをモダクトの製品にどう落とし込むかがテーマ。モダクト的デニムの解釈が見れる製品達。やっぱり直球ではありません。その流れの製品が長袖シャツとショーツとハット。この辺の製品は週明けのご紹介の時に詳しく。
もう一つのテーマが、アメリカ映画。デザイナーさんがイメージしたアメリカ映画が、冒険アドベンチャー映画とB級ホラー映画。流石アメリカ古着が大好きなデザイナーさん。なるほどなチョイスだしやっぱり面白い切り口ですね。
今日ご紹介のビックハンティングベストはアドベンチャー映画の名作、グーニーズからの着想でその登場人物の少年達のスタイルからイメージしたアイテムなんです。
グーニーズと聞いてピンと来るのはきっと砂永くらいの歳でギリギリでしょう。80年代ETの後、バックトゥーザフューチャーと同じ年に公開された名作。少年達の冒険をテーマにした映画で僕が小学生の時は放映後でしたがメチャクチャ流行ってました。学校の行事でも見たし、何回もテレビでも放映されてました。内容もですが服装、世界観が丸ごとアメリカ!って感じの映画ですね。
ウチでモダクト神話が始まったのもベストがキッカケだったし、モダクトといえばベストのいうイメージもあるモダクトブランドの格になるアイテム。今回は当初フィッシングベストを考えていた様ですが、トレンドとして世間で見る様になってきた事と、果たしてあの沢山のポケットが果たして日常で機能するか⁈という考えから、生活に丁度いい機能を持たせ易いハンティングベストになったそうです。
春夏のアイテムなのでTシャツの上には羽織れるベストというイメージもあって、ボックス型でショート丈のハンティングベストの型は良かった様ですね。
ベースになったのはデザイナーさん所有の60年代ブラックシープというブランドのモノ。60年代と比較的新しい年代のモノなので前あわせがZIPなのが特長です。
前見頃のハーフムーンポケット、手を入れるハンドウォーマーがフラシ仕上げで裏に薬莢をいれるポケット付き、背中にもゲームポケットを配した、ハンティングJKTの王道デザイン。胸のハーフムーンポケットの仕様がとにかく手間と生地の要尺も使うので(見頃全体がポケットになってるので、単純に生地も2倍使います)、中々この価格帯では特に作れるメーカーも少ないし、ココは見た目のデザインだけ留めるか、いっそ廃してしまうメーカーが多い中、ポケットワークといえばモダクトですから当然使える仕様になっています。ハーフムーン以外のポケットは秋のコンプレックスJKTと同じ仕様です。
素材はポリエステル82%×コットン18%のグログラン。畝の強い凄く頑丈な生地です。ポリが強いのは春夏なので軽く仕上げる為と生地の発色が得られる為。この生地は機能面を重視した現代的な生地で、シュガーケーンのアウトドアラインでも使われてる生地との事。ハンティングベストといえばコットン100%のダックやツイルの様なゴアゴアで思い素材が基本ですが、そこは着易くでもちゃんと製品名に負けない頑丈さはキープ。
ハーフムーンの部分はナイロン100%のライトツイルナイロン。BUZZのMA-1の裏地で使われてる生地です。ここはちゃんとらしい生地を配してます。1番メインで使えるポケットなので、耐久性と使い勝手、着心地(この部分は全体が生地2重になりますからね。なので内側は薄い生地に)を考えてのセレクト。
背中には裏地付きでチェックのコットンネルが貼られてます。背中のゲームポケットにモノを入れた時にダレない様に補強の意味合いと、実は物語に繋がってます。
勿論全て東洋さんのオリジナル生地。こういう適材適所に生地を配するのはモダクトの真骨頂だし、その生地が全てレプリカ目線のもの作りから生まれた生地なのはホント贅沢ですよね。毎度そんな生地話を聞いただけで買います!となってしまいます。
手を出し入れするハーフムーンと後ろのゲームポケットの淵にはちゃんとパイピング処理されてたり(配色になってるのも凄くグッと来ます!)、ハーフムーンの下の方の変わった場所にスナップボタンが付いていて、前に屈んだ時にモノが落ちない様になってたり(普通のハンティングベストは真ん中にボタンが付きますがモノの出し入れの際は邪魔です。この気遣いがモダクト!同色のスナップなのも良い!)、パッと見は分からなくともちゃんと着用する事を考えられた仕様は健在。ホントそこまで考えるとは!と毎回感心しかしませんね。
ただ、今回1番グッと来たポイントはカラーの配色!オリーブに差し色パープル‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
完全にやられましたねー。パープルとゴールドのジップとのコントラストもまた良い!
ここで今季テーマの映画の話しに戻るのですが、グーニーズの劇中で主人公が着ていそうなベストを想像しての配色なんです。だからパープルなんですね〜。そして背中の裏地のネルもグーニーズのイメージ。アメリカの冒険映画と言ったらコットンネル×デニムというスタイルも欠かせませんね。
ここで製品が物語と繋がる訳です。毎回そういう事か〜となる。コレが堪らないんですよね。ただカッコイイからとかじゃなくてちゃんと理由があるので余計製品にグッと引き込まれます。
今回仕入れたアイテムもこのグーニーズのスタイルに繋がってて、Tシャツ×ショーツ×ハット、冒険には装備品を収納できるベストは欠かせません。
で、最後の最後に製品名がビックハンティングベスト。直訳すれば大きなベストになりますが、裏の意味合いでビックハンティングで『 猛獣狩り』という意味があって、少年から大人になって冒険の相手も進化してる訳です。最後の最後までやってくれますね〜。
モダクトとしては初リリースのプリントTシャツもやっぱり凄いので、来週の砂永ブログで語って貰いますね。
モダクトの製品は実際見て貰って語らせて欲しい!無くなる前に是非お待ちしております。
Moduct
ビックハンティングベスト
¥19,800( ¥21,780 in tax)
コレだけやって税抜2万円アンダー。そこも流石はモダクト。素晴らしいですね!今日からゴールデンウィーク、天気も良さそうだしお出掛け日和も多そうです。思う存分服を楽しみましょうね!
ストックマンマーケット調布 伊藤