いゃ〜ものすごい雨でしたね!雨男の自分はコレで3週続けての雨の休日でした。
今週は砂永blogです。
D.C.WHITE
ウエポンチノショーツ
¥15000(¥16500 in tax)
Moduct祭りとぶつかりなかなか紹介出来ませんでしたが、やっと書けます!
先ずD.C.WHITEですが正統派アイビースタイルを軸にしつつパターン、サイジングを現代的にアレンジする事で雰囲気を損なう事なく様々なアイテムにマッチ!幅広いスタイリングが楽しめます。
ガチガチのアイビーじゃないんですね!
デザイナーさんもグラミチショーツやパタゴニアのバギー等を通って今のトップスのサイジングに合わせるならと引いたパターンだと語っています!でわ詳しく見ていきましょう。
先ずは生地ですがぱっと見は普通ですがコレ実は凄いです!アメリカ軍の士官学校の制服として作られたウエストポイント=ウエポン生地のデットストックを使ってます。軍服でもエリートが通うのが士官学校なのでツヤがあり高級感が漂いますね!
糸を紡ぐ際にコーミングし繊維の長さを整えた
コーマ糸を使ってます。生地だけでも上品さと
武骨さを掛け合わせているのでショーツですが
子供っぽくならず大人がサラッと履きやすいんですね!
次はシルエット。生地の雰囲気に合わせるなら
細身でシュッとした型になるんですが、それだと今の気分のトップスと合わせるとチグハグに…
なので!太く、短い往年のクライミングショーツ
的にシルエットになってます。
写真で見てもらうと膝上の裾がパカっと開く事で
足との差が生まれスタイル良く見えますね!
あと、横から見ると良く分かりますが綿100%生地は伸びないのでお尻から脚の付け根にゆとりを持しているんですが、そこのラインが恐ろしく自然なんですね。楽なんだけどだらし無く見せない絶妙なパターン…凄いですね。
グラミチとかクライミングパンツ的シルエットながらパターンの差で生地のもたつきが全くない!
なのでカジュアルな型ながらポイントをしっかり抑えて作られている為上品さはちゃんと残る訳ですよ!
見た目がシンプルなだけに分かりにくいですが作り込まれた感はかなり強いです。でも最後は見た目にちゃんと分かる部分、縫製です!
このショーツを初めて見た時に何気ないポケット口のステッチが見た事も無い物で思わず担当さんに聞いたんですが、分かりますか?写真5枚目ですね!
手縫い?っと思った方はかなりの服好きさんです!でも、コレ機械で縫ってるそうです。
スーツのジャケットの前立てや肩を縫うのにも使われる手縫いの様な仕上がりのAMFステッチ!!
なんでもこのミシンを開発したのが
American Machine and Foundry
(アメリカン・マシン・アンド・ファンドリー)社。開発したAMF社にちなんで、ハンドステッチミシンを「AMFミシン」と呼ばれるそうです!
自分も見事にしてやられましたが、今回のショーツにはフロントポケット口、バックポケットの飾りの2箇所このAMFステッチが使われ確実にアイテムの格を数段押し上げてます。
コレまでは見えない所、試してみて分かる事に
拘ってくれていたのに最後の最後に見える所に服が好きな人が気づいた時に嬉しくなっちゃう様なさり気ない仕掛けまで用意させてる訳ですよ!
きっとこのblogを読んだ後に既にショーツを手に入れている方はステッチを見つめ、思わずニヤニヤしてしまう事でしょう!
まだ気温が上がりきる前のこのタイミングで
紹介出来たのは良かったです。ベージュはサイズ欠けが出てしまいましたが、ネイビーはサイズまだ揃ってます。
自分の様に定番を無視し、柄や色に走りベーシックが無い方。今までは気温になんとか抗っていたけどいよいよ辛抱たまらん!という方にもお勧めですね!
でわでわ
大人のショーツ D.C.WHITE ウエポンチノショーツ
23/06/03
98