今週は砂永blogです。
今期から本格的な取り扱いがスタートしたブランド「jawandi〜ジャワンディ〜」からバティックプリントのサンタイパンツの紹介です。
jawandi
santai pants
¥14,300 in tax
先ずは初めてなのでブランドの紹介から、jawandiはバリ島を拠点とするブランド。現地の職人の伝統的な物作りと豊かな自然の中から得られる天然染料を使い、チャップといわれる専用の器具を使ってのろうけつ染めを一点一点手作業で行い全てを島内で完結させるブランドです。
元々織物や染め物の文化のあったバリに日本から移り住んだコンセプターの方が惚れ込んで、出来ることと出来ないことを模索しながらコツコツとアイテムの数を増やしている感じがあり、初めての出会いは昨年の冬物の展示会でした。
冬という事もあって迷いましたが…春にしっかり見てもらいたい!と見送り、今回やっと皆さんに紹介できる事になりました。なので、初年度の今回はサイズはワンサイズに絞って幅広くラインナップを見て欲しいというピックの仕方になったんです。
ただ、流石は初の取り扱い!アイテム毎に少しずつ納期がズレるw
しかも、タイミングよくお店に来てくれる方々によって嬉しい事にどんどん旅立っていくんですね!思惑とは違う結果ですが嬉しい誤算と言いますか、服好きな方々に深々と突き刺さるアイテム達。ただ、喜んでばかりもいられません!ちゃんとブログという形でも紹介をしたい!と慌てての紹介です。
santai…インドネシアの言葉で和らぐ、リラックスするという意味。
なので、腰にコードの入ったイージーパンツですね。ギュッと絞って履いてもらうと一瞬ぐるりとギャザーが入り、全体的にゆとりを持った作りを風が通るのでジメジメしてとにかく暑い夏場にこそ活躍してくれるパンツ!流石熱帯生まれ!
意図的なのか?偶然なのか?細かくシワの入る荒めの生地もサラサラとして肌ばなれが良さそう!ハワイアンシャツのレーヨン、沖縄のかりゆしとかそうですが自然とその気候に適した生地が産まれるんですね。
柄はスタンプの組み合わせで作られる二つの総柄をピックしました。
一つ目は市松模様の様なダイヤが連なるモデル。
オリーブとブラックの配色はミリタリーアイテムでは定番的ですがカモ柄でもミリタリーでもないのは新鮮です!ダイヤの間隔がバラバラな所に手仕事ならではの温もりを感じられます。
もう一つは三角と四角に複雑な模様の連続で個人的に第一印象はトライバルタトゥー!モノトーンで落ち着いたモダンな印象です。前後で思い切り柄がズレているのがバリ島クオリティー憎めないですね〜
そして柄のインパクトに押されてしまいますが、サイドは巻き縫いで強度をあげてます!股下はグ○ミチパンツさながらのガゼットクロッチが設けてあり動きやすさもですが、経験上ここが1番裂ける危険が高い箇所!なので補強も兼ねているんです。腰にもベルトループが一つだけ取り付けられてキーホルダーやウォレットチェーンにも対応しています。
この細かい所に気を配る物作りにコンセプターの拘りが見える所です。結局ただ面白いだけの物って面白くないんですね。できる限り全力で面白いと思える物作ってるのにこの雰囲気なのが面白いだと思います!
ブランドのコンセプトにもある敢えて完璧な物作りを目指さない姿勢も含めて個人的に物凄く好みです。是非この春夏にチャレンジして欲しいですね。
でわでわ
コレはブッ刺さりました! jawandi santai pants
25/03/22
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