お疲れさまです!岡崎です!
以前ブログでも少し触れたのですが、自分は金木犀の香りが本当に好きで、毎年小金井公園まで自転車で香りを楽しみに行くほどです。しかし、今年は休みの日がことごとく雨で行くことができず、気づけばオレンジの小さな花弁は姿を消し、深い緑の葉っぱだけになってしまいました...来年こそは...
今回はそんな奥深い緑にちなんで(こじつけ)ミリタリーシャツをご紹介します!
BARNS outfitters Highest
Military Utility Shirts
ミリタリーシャツというのはメンズレディース問わず、ファッションにおいて1つのジャンルとして確立していると思います。
しかし、自分は"ミリタリー"が故に本当に難しいジャンルだとも思っています。
軍モノ特有のワッペンやエポレットなど野暮ったいディテールが満載なものも多いからです。
そんな中、今回紹介する此方は自信を持ってオススメします!
見た目は全く持ってシンプルなミリタリーシャツですが、そのシンプルさを邪魔しない面白いディテールと圧倒的な生地感。バーンズの本気。まさにハイエストなんです。
本来このユーティリティシャツはアメリカ陸軍でヘリンボーン生地からバックサテン生地に変わった1950年代に端を発し、約40年間も使われ続けた軍人さん達にも人気の形でした。
この元のシャツは左右対称のフラップポケットになっているため、巷で見かける多くのミリタリーシャツはこの形になっています。
しかし、此方はアシンメトリーなフラップポケット。ガチャポケなんて言われるやつです。
ちなみに、ガチャポケとはビッグヤンクという1920年代からワークウェアを展開しているブランドのシャンブレーのワークシャツに見られた現代でも人気なビンテージのディテールです。
フラップの形とポケットの大きさを変え、このシンプルなシャツに落とし込んでいます。
それだけじゃありません。
なんと背面にも2つのバックポケット。
こちらは前面のポケットとは違い、メタルのスナップボタンにカーブを描いたフラップ。拘りが強いですね...
シャツでありながら4つもポケットを搭載しているため、単純に"便利"ですよね!!
あとは襟元のマジックテープ。
ボタンとかではなく、マジックテープという発想が個人的には堪らないです!!
しかも、襟に合わせた三角形!!
さりげないアクセントになってくれますね!
生地にもなんの妥協もありません。
かなり肉厚なバックサテン生地。
ガッシガシです。
生地感がかなりしっかりしているため、先程からシャツとは言っていますが、ヘビーネルシャツのようにジャケットとして着れます。
マジックテープを使って、襟を立てて着るのも粋かと思います。そうすると、先週ご紹介したベストなんかバッチリ合いますね!!
そして、バックサテン特有の横に入る生地のムラ感。
洗っていくうちに、このムラ感が増し、生地は柔らかくなり、経年変化も本当に楽しみな1着です!!!
シンプルでちょっと変わってる。
こういうのって服好きにも一目置かれるヤツなんじゃないかと思います。
シンプルが故にパンツも選ばないし、本当に着やすい。シャツだから着方によってシーズンの幅もある。完璧です...
個人的にはF.O.Bのピケパンなんかと合わせたいなぁ。
定番のBUZZ RICKSON'S のトロピカルコンバットは生地薄めのジャケットになるので、此方はストックマンでもあまりない枠になるんじゃないでしょうか。
こだわりが強すぎて少々お値段は張りますが、本当にオススメです!
是非お試しあれ!!
本気のミリタリーシャツ
19/11/10
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