重ね着好きの為のコート
20/12/19
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来週はクリスマス…。完全に年末ですね。やり残しがない様に、ラストスパート頑張りましょう!
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リリースされた最初の年から、毎もう彼此3〜4年取り扱ってます。でも毎回入荷も2〜3枚で割とすぐに無くなってしまうので、ヒッソリとした定番になっているアイテムを今回はご紹介です。
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Barnsのデザイナーさんが作りたい物をカタチにするライン、Highestより、ウォレットコート。
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先もご説明した通り、こちらのコート、Highestの中でブランド立ち上がり当初から定番で作り続けてるアイテムで、毎回生地を変えてリリースされてます。
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今回の生地は、ポリエステルツイード。
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ツイード調の化繊素材で、クラシックだけど軽い最新素材。JBのパンツでも展開してる冬素材の新定番生地ですね。
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ウォレットコートは裏地付きの丈感もしっかりあるロングコートなので、ウールだと流石に重いですし、ナイロンの様な軽い素材だとややトレンドな匂いがしてしまうので、型に対しての素材の相性はバッチリだと思います。
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コートのディテールについては、ウォレットコートという名前の由来にもなっていますが、実は鞄要らずな大きな内ポケットが付いてて、前身のシンプルさとは裏腹な、面白いギミックが効いたコートです。実際に使える楽しみもありますね。
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型は、ステンカラーとトレンチを混ぜた様な仕様で、比翼でボタンは隠れますが(ココはステンカラー)、合わせは中心からズレてて、襟もやや大ぶりです(ココがトレンチ)。
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丈は膝下、裾広がりのAラインが強いので、胴回り、裾元もタップリとしたサイズ感です。
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シンプルだけど、エレガンス。でも、ちゃんとカジュアルで丈感もギリギリやり過ぎてない感じ。
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前合わせのズラしも、ダブル程ではない絶妙な合わせで、これのお陰で、前を開けた時に広がり過ぎず、でも襟元はVゾーンが出来るので、凄く良い塩梅です。
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ステンカラーは前合わせが直線なのでインナーが見え辛いのと、Vゾーンが無いのでパーカーが合わせ辛かったり、
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トレンチだとダブルの前合わせが、カジュアルな我々にとってはやり過ぎ感があるのと、前を開けた時に広がり過ぎたり。
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ロングコートの2大定番ですが、カジュアル視点で見ると難しい箇所がありますが、ウォレットコートは絶妙な合わせ技でカジュアルに落とし込んでます。
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この辺のバランス感覚はデザイナーさんのセンス。個人的にも一目置いております。グッドセンス!
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あと、このコートの最大のメリット。
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それは、インナーに何でも着れる事!
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これは重ね着好きにとってはかなりポイント高いと思いますね。
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ロングコートは基本裾に向かって広がってる(Aライン)ので、胴回りがかなり余裕ありで、そのバランスを取る為に腕周りもゆったりです。
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その余裕のあるサイズ感がエレガンスに見える理由だっりしますが、またプラスでサイズ的な余裕が生まれる訳ですね。
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なので、インナーには秋に活躍したJKTやカバーオール、今重ね着で着たいアウターベスト、インナーダウン、中綿JKT、最終はフリースJKTやアウターダウンも行けちゃいます。
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テーラードやカバーオールは、アウターとして使うとどうしても季節が短くなってしまいますが、ロングコートがあればミドルレイヤーのインナーとして真冬も使えます。
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あと、今ではすっかりポピュラーな外し技になりましたが、ナイロンやフリースの様なアウトドアアイテムをインナーに使うのは、個人的に昔から大好きなスタイリングですが、
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ロングコートは、そんなスタイリングに1番相性が良いですし、それがウール系の素材だとより素材のギャップが生まれて、刺激的なスタイルが組めます。
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同じウール系素材のPコートやマッキノーJKTの様な腰丈アウターだと、身幅は直接なので、インナーに着込みたいとサイズアップは避けられません。
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コートのオーバーサイズは、袖丈の長さが余計に邪魔ですし、重くなって着心地も良くないですね。
なので、冬に重ね着をやりたくなった時は、ロングがあると一気にインナーに着れるアイテムの幅が広がります。
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重ね着好きとしてはロングコートはある意味マストアウターですが、カジュアル視点でいくと中々挑戦できるアイテムが少ないジャンル。
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その点でも今回のBarnsのウォレットコートは、凄くオススメな訳ですね。
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今年アウター欲しいけど、まだジャンルで迷ってる方で、真冬もしっかり重ね着を楽しみたい方、是非オススメですよ!
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Barns
ウォレットコート ポリツイード
¥38,000+tax
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それでは、また。今週も重ね着を楽しみましょう。
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ストックマンマーケット調布 伊藤