個人インスタ2日目の記録です。
こちらも中々の長文なので、お時間ある時によろしくお願いします。
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『伊藤の蒐集日記』
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色々企画を考えましたが、今回は僕の超個人的な大好きなモノについて語らせて頂きたいと思います。
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お店に関係あるモノもあれば、無いモノもあるので、付いてきて下さいね〜。
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まず、タイトルですが、蒐集(しゅうしゅう)と読む様で、意味は収集と一緒ですが、より趣味に寄ったものを蒐集と呼ぶようです。中々ピッタリな言葉。タイトルに採用しました。
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第1日目『Wild Thingsのプリマロフトjkt』
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良くお話しさせて頂いてる方ならご存知だと思いますが、僕はこのJKTが大大大好きなのです。同じ型のアイテムでこれだけ持ってるのは、流石にこのJKTだけで、もはや偏愛。
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ブランドとしても、20年近くは毎年作っていたロングセラーアイテムで、調布でも取り扱っていましたし、僕が初めて立った吉祥寺店の時代からずっと取り扱ってて、ストックマンの歴史＝ワイシンのプリマJKTと言っても過言では無い位思い入れも多いアイテムでした。
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更に言うと、このJKTを取り扱ってる店という事でストックマンの熊谷にお客として通って、憧れて、今に至る訳なので、今があるのも少し大袈裟かもしれませんが、このJKTがキッカケだった様にも思えます。
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まず何が好きか？
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色々要素があって何が1番なのか考えました。その答えが、素材感とカラーリング。もっと掘り下げると、このアメリカ製のナイロン100%のリップストップ素材(格子状にグリッドが入ったナイロン)が好きなんです。
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この素材の良さが全面に出てるのが、このワイシンのプリマJKTだも思うんです。
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そして、今まで色々なモノを見てきて分かってきた事ですが、特にこのJKTに使われてるオンス(厚さ)のナイロンリップが異常に好きな様です。
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なので、同じリップストップ生地でもマウンテンパーカーやバッグに使われる様な厚地のモノより、断然この薄さが好き。
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このワイシンに使われてるオンスのリップは、本来裏地に使われる素材で、このウエアが元はインナーウエアとして作られた背景からこの素材になった訳なんです。
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もう、20年以上に誕生したJKTですが、今のインナーダウンの走りなんですよね。なので、軽くてパッキンし易い薄いナイロンリップが表地に使われてる。
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この素材の魅力はまず、軽さと柔らかさ。ナイロンのパリパリ感ななくしなやかで、でもポリより断然摩擦に強い。なので、1番古いのは20年きてますが、現役です。
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もう一つ、多彩なカラーリング。化繊なので染め易く、特にナイロンは様々な発色の生地が自在に作れます。そのお陰で非常に絶妙なカラー配色があって、更にリバーシブルなのでマッチングも楽しめる。
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このJKTの生みの親は、実は今、バーラップ手掛けてるソーズさんなので、カラーリング、配色のセンスが恐ろしく良い‼︎
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僕はこのJKTキッカケで、様々なカラーを知りました。
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写真1枚目のクレイジーパターンも僕が思うにこのJKTが作った文化だと思うし、3枚目のマルチカム迷彩もコヨーテカラーも確実に世に紹介するのが早かった。
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4枚目パープル×レッドも、コレぞワイシン配色。派手×派手なのに合わせ易くてカッコいい。5枚目のグリーン×ターコイズ、グレー×ヘビーピンクもどうやって思いついた配色か、是非企画した方に聞いてみたい、凡人には思いつかない配色。ターコイズ、ベビーピンクの2色もワイシンで教わったカラーで、メンズ服の可能性をグッグッと広げました。
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9枚目オフベージュもまさかのナイロンで白系。普通のアウトドアブランドでも、服のブランドでも無かったですね。
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どれも、時代に翻弄されない確固たる勢い感じますね。
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僕が思うに、アウトドアウエアをいち早くギアではなく服に転換して、アウトドアウエアを街着に広めた功績は日本だと、パタゴニアやノースよりワイルドシングルスではないかと思っています。
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と、僕の中では最初に出会った24年前から全く色褪せない、見ても良し、着ても良しな最強アウターなんです。
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僕の夢はいつかこのJKTを復活させる事‼︎結構マジです‼︎その為にこれからも集め続ける事でしょう。
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ソーズさんは20年近く、毎年違う配色で作り続けていたので、ホント、カラーは無数にあって、一生追いかけられそうです。
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本日も長々とありがとうございました。
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ストックマンマーケット調布　伊藤