お疲れ様です。
岡崎です。
ちょっと秋の気温を感じられるように
なってきたでしょうか。
帰りにふと金木犀の香りがして、
変に深呼吸してしまう私です。
"世界ふれあい街歩き"というNHKの
番組をご存知でしょうか?
今もやっているのかな?
最近、不意にYouTubeのおすすめに
この番組のテーマソング が出てきて、
ほのぼのとした気持ちになりました。
人世界のいろいろな街を人間目線で、
街行く人と会話しながら歩いていく番組
なんですが、西日が差し掛かったあたりで
テーマソング が流れる時がほんとに
ノスタルジックで...
こんな世の中ですし、学生の時のようには
行きませんが、また、何気ない海外の街並みを感じたいなぁと思いました。
ぜひ、テーマソング 聴いてみてください。
ということで本日はこちら。
Barns out fitters
heavy nell check shirt jacket
先週、調布店別注のイタズラのオーバーネルを伊藤店長が紹介しましたが、今週は岡崎がバーンズ のヘビーネルを紹介します。
ヘビーネルシャツ。アメカジのど定番。
故に好きな人は好きな服ですね。
個人的にも大好きな服ですが、
毎年気になる!というより、
何年かに1度、今年は着たい!という
感じの服な気がします。それが今年。
まず、なぜ毎年気になる服じゃないのか。
ヘビーネルの弱点を2つくらい簡単に
考えてみました。
1つ目は厚手すぎるシャツであること。
ヘビーネルってheavyというだけあって
かなり厚手のコットン地。なのに、
シャツというジャンルになる。
インナーにするには嵩張るし、
いつ着るのか、季節の幅がありそうで
ない服なのかなと思ったり。
2つ目はマルチカラーのチェックのモノが
多いということ。アメカジカジなブロックチェックは別にして、これが個人的には1番大きな弱点?かなと思います。いわゆる、飽きが
くるんじゃないかなと。
パターンはありがちなチェックでも色数が
多いと柄の主張はもちろん強くなります。
色物や柄物は主張が強い分、そのシーズン
気に入ってよく着て、次のシーズン飽きちゃって気なくなるなんてあるあるかと思います。それがヘビネルは起きがち?なのかなと。
しかし、その2つの弱点をバーンズ のヘビーネルは克服してしまいました。
シャツジャケットと銘打って身幅や肩周りを程よくワイドにしてくれています。程よくワイドなのでBDシャツの上に来てもオーバーな感じはせず、厚さやサイズにも寄りますが
on パーカ、on スウェットまで行けそうです。
ヘビーネルでonパーカとか定番じゃん?
って思う方もいると思うんですけど、
そうするとサイズを自分のサイズの
ワンサイズ上くらいにしないとダメですよね。それもそれでアリだし、僕もそうなんですが、その場合、自ずと着丈が出てきちゃうんですよ。
それによって、パンツに太さを出さないと
バランスが悪くなったり、身長によって
似合う似合わないが出てくると思います。
こいつは意図的にワイドにしてくれたおかげで着丈は抑えることができ、ほんとに
ナチュラルなバランスで着ることができます。
そして、最も突筆すべきは生地のチョイス。
先程、多色チェックだから...と言いました。
でも、多色だからヘビーネルであり、単色だとCPOみたくなってしまう。
そこでアメカジヘビーネルの雰囲気は
残しつつ、かなりベースカラーに
重きを置いて、色の主張があまりない生地
を選んでいます。
ブルーの方は白と青系統の多色。
生成りの方は生成りがベースにあって
紫ともブラウンとも取れる格子が入る。
このベースカラーに重きを置くことで
色探して、拾って、合わせるということを
考えることなくスッと重ね着ができる。
飽きもこない。でも、しっかりと
ヘビーネルのあの感じがある。
いつもの塩梅がいいってやつですよ。
さらにベースカラーのトーンに注目。
青は青でも、やや緑が混ざったような
薄い青、生成りは生成りでも、黄味の強い
生成り。ヘビーネルでもありそうでない。
そして、ネイビーや白といった私たちの
ワードローブに必ずあるであろう色との
差を出しながらもフィットする色味。
もちろん、これから洗っていくことも楽しめるモノですが、すでに洗いざらしたような
退色した雰囲気。
これは後染めからのウォッシュやピグメントを得意とするBarnsならではのグッドチョイスかと思います。
こんな生地どこに?と見てみれば、
Shuttle notesの生地を使っているわけですよ。シャトルノーツは1948年創業の老舗
生地メーカー。
以前、マニュアルアルファベットから播州織のシャツをご紹介しましたが、その播州織が有名な兵庫県西脇市に工場を持っています。
某大手セレクトとタッグを組んでモノづくりを行ったり、ここの生地を使ったシャツは
欧米でもかなりの評価を得ているようです。
そんな老舗生地メーカーが作ったシャツ生地、しかも、ありがちなブロードやオックスじゃなくヘビーネル。
これは間違いないですね。
あくまでジャケットとして着てもらいたい。
という伊藤店長の意向で、各Lサイズのみの
チョイス。でも、着丈がないから着れます。
これからはTシャツの上からバサっと。
もう少ししたら、on シャツ、on パーカ。
さらには上にマンパや薄手のコートなんか。
色のまとまりがあるからこその
デニムにスニーカーもいいし、
タックのスラックスに革靴もいい。
僕は今季、綺麗な格好に持ってきたいです。
大人のヘビーネル。
どうでしょうか?
オススメです。
ここでは割愛しましたが、
国産の良さが詰まってます。
店頭でよく見てみてください。
Barns out fitters
Heavy nell check shirt jacket
¥ 17,380 tax included
大人のヘビーネル
21/09/19
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