気温差が凄いですね!予報を見ていなければ短パン履く所でしたよw
今週は砂永blog!先週の流れから今週はサンダルかな?と思っていた方がいたらすいません。シャツです!!!
FOB factory
BASEBALL SHIRT
¥18000(¥19800 in tax)
売り場にあって、多分万人ウケはしない
アイテムです。笑
でも、重ね着のスパイスとしてはかなり面白い!
で、僕らもただ面白いからという理由では仕入れ
ません。昔先輩にお叱りを受けたし…
キワモノをただのキワモノにしない工夫があり
ちゃんと洋服になっていたのがコレです。
でわ詳しく見ていきましょう!!!
野球のユニフォームも選手からしたら作業着
FOBはただベースボールシャツを作るんじゃなくて、自分たちが得意なワークシャツの背景を活かしてベースボールシャツを縫ってます!
ボディーのほぼ全ての縫製にダブルステッチが
使われ、サイドのスリットにはすっかりお馴染みの「空環」!
一応、昔の工業用ミシンには最後にロックをかける機能が無かったんですね。なので、この空環をもうけてほつれたら自分で縛ってね!というスタイルがワークウェアにはよく見られたそうです。
現在のミシンなら糸はほつれてこないのでコレは必要無いんですが、アイコンとして残す事でよりらしさを出してくれている訳です。
このベースボールシャツのデザインには大きく変更は加えずに自分たちの得意を盛り込んだ結果!
完全なユニフォームのレプリカには無い、僕等が普段身に付ける服達との親和性が上がっている気がします!
どういう事かと言うと、京王線のホームでJリーグの試合があった日に見かけるサポーターの方々って周囲からめちゃくちゃ浮いてますよね?アレです。
新宿駅で出会うドーム帰りの方々にも同じ事が言えますね。あれは試合をする上で敵味方の区別がより分かりやすい様に色や柄を分かりやすくしなければいけないユニフォームの特性上アレが正解なんですね。
少し話を戻しますがFOBが今回サンプルとして
選んだのは1950年代のユニフォーム。
それまではシャツの延長として襟が付いていたのが、台襟だけ残したスタンドカラーになっているモデルです。
このスタンドカラーの襟が付く中途半端な所も絶妙ですね!襟が有ったら違和感強いし、何も無いとユニフォーム感全開の所のこの落とし所。あと何気に着た時に首に面で触れるので負担も減ってます!デザインと機能のバランスは作業着みたいです
最後は生地ですね!
こちらはコットン/リネンの混紡のツイル!
天竺やジャージでは無い所もワークの匂いを
感じさせてくれますね〜
カラーも日焼けの肌が似合う真っ白より少し
くすんだエクル。綿カスも随所に散りばめられ
洋服馴染みがとても良い色に!
コレも年代からの考察で当時の生地がこうだったのか?それとも意図的にワーク感を強める為に
狙ってやってるのか…この辺りにロマンを感じるのは自分だけでしょうか??
定番のアイテムじゃない分、ちょっとした所が着やすさや使いやすさに繋がる筈と細かい所まで作り込んでくれている訳ですね。
なので、コレはワークベースボールシャツと
呼んでも過言ではないアイテム!僕らの普段着と
めちゃくちゃ相性が良いキワモノなんですね!!
ロンT、シャツに緩く羽織ってデニムにスニーカーくらい普段着に馴染ませても良く!ベストの感覚で上からジャケットを合わせるのも赤のパイピングが映えて良いですね〜
チャンスがあればプルオーバーのパーカーの上から羽織ってショーツに合わせるのも個人的お勧めです。半袖物なのでメインは夏のはずが今からしっかり楽しめるアイテムです!
チャレンジャーお待ちしています。
でわでわ
野球狂の唄 FOB factory BASEBALL SHIRT
23/04/23
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