今季イチのビビットカラー
23/06/10
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今週関東も梅雨入りして、ここ数日昼間は湿度がグンと上がっていよいよ半袖の陽気ですね。店内も夏物はもうほぼ揃って中々充実していて見応えある内容になってきましたよ。
そんな半袖アイテムの中から、今日はManual AlphabetのツイルBDシャツをご紹介したいも思います。
ド直球のカラーシャツ。真っ赤なレッドと濃い目のマスタードイエロー。ここまでハッキリした発色のシャツを仕入れたの初めてかもかもしれません。思い切った良いカラーですね!
展示会でもこのアイテムのラックは異彩を放っていました。イメージソースは90年代ラルフローレンのチノシャツです。その説明を聞いた時、なるほど!だからBDで胸ポケット無しで目が覚める様なビビットなカラーリングなのかぁと合点が行き、僕にとってより魅力的なアイテムになりました。
フィットもこの年代にあったBLAKEラインをイメージソースに味付けしたオーバーサイズ。去年ヘンプ×オーガニックコットンのオックスフォードのシャツでやったあのシルエットですね。バーラップがソースにしたBIG SHIRSラインよりはバカデカくなくオーバーサイズと言ってもデカ過ぎずでそれ程構えずに着れるシルエットです。
袖が太くてやや長くて、着丈のテールが深い所なんかは夏のショーツやテーパードパンツとは相性良いので夏のアイテムには向いてるシルエットだと思います。
素材には30番手コーマツイルを使っていて、本チャンのラルフより全然軽い仕上がりで真夏でもちゃんと着れる仕様です。
ラルフのだと、チノシャツの名前通りチノパンの生地の様に硬くて分厚い生地が使われてて、そんな無骨な生地にポニーマークの刺繍というある意味ミスマッチがラルフらしいアイテムでそれはそれで魅力的ななのですが、半袖にして夏の着用はかなり厳しいですね。
今回のマニュアルさん企画のは、コーマ糸という凹凸の無い質の良いコットンのツイルにするには細い糸の30番手の糸で織った滑らかでフラットなツイル生地にして、更に加工を入れて更に柔らかく腰の無い生地に仕上げてます。なので、夏の着用問題をちゃんとクリアしてます。この辺の仕事はシャツが軸のマニュアルさんならでは。着心地もちゃんと良く仕上がってます。
ラルフのチノシャツというとベージュやネイビー、オリーブの様なメンズ服てしても普段馴染みのあるカラーもありますが、マニュアルさんが選んだのはビビットカラー。こんなカラーを出してたのはラルフぐらいだったし、90年代ラルフがモチーフなら尚更ビビットカラーで正解だと個人的には思いした。
ただメンズ服でこんなビビットカラーはある意味挑戦ですが、僕的にほそんな思い切りに一票投じました!生地染めではない先染め生地ならではの混じり気のなく、発色も凄く綺麗な色の出方してます。僕と同じで直感的に着てみたいと思ってくれる服好きの方も多くはないけど必ず居るだろうとも思いもあり、入荷に踏み切りました。
見た目はなかなかなビビットカラーですが、こういう色物こそ着た者勝ち。柄物の様にイメージも固まらないし、パンツ選びによってもイメージ変えられるし、何より着れば俄然気分上がりますよー。
色がハッキリしてる分、他のアイテムはシンプルでも良いし、スタイル的にアメカジにもアウトドアにも、生地の仕上がり的にキレイめにだって振れそうなので着てしまえば簡単です。
あとは、着てみるかどうかは貴方次第!カラーを見て着てみたい衝動に駆られた方、是非お待ちしていますよ。
Manual Alphabet
ツイルビンテージウォッシュS/S BDシャツ
¥12,500( ¥13,750 in tax)
それでは、また。今週から我慢の天気が続きそうですが、服で少しでも生活を楽しみましょうね!
ストックマンマーケット調布 伊藤