秋物1発目からチャレンジアイテム!
23/08/19
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お盆も終わってそろそろ秋に向かって行く季節ですが、今年は一体いつまで暑いのやら…。
しかし、夏物も流石に飽きてきましたし、気持ちだけでも新しい季節を楽しみましょう!ぼちぼちですが、秋物の新作入り始めました。
秋物1発目のご紹介はManual Alphabetから。1発目の入荷からマニュアルにオーダーしたアイテムで1番のチャレンジアイテムが入ってきましたよ。
アイテム名、RAFオフィサーシャツ。
RAFはROYAL AIR FORCEの略で英国空軍のオフィサー=士官が着用していた60年代のユニフォームをベースに作ったシャツです。
マニュアルは普段そこまで古い年代のアイテムから着想する事は少ない様な気がしますが、今回のRAFオフィサーシャツは60年代のビンテージをサンプルに微調整は勿論してるものの、実物にかなり寄せて作ったアイテムなんです。サンプルも、モノづくりのアプローチも普段とはちょっと違うアイテム。
まず目を引くのは、シャツとしてはとんでもなく長い着丈!実物も同じ位着丈があるらしく、今回は敢えてそのまま採用。もうここまで来るとこの着丈だけでデザインですね。士官のユニフォームなのでタックインは当然、インしたシャツが出てきてしまう事も許されない為にこの丈の様です。様々な体格の人が来ても着れる様になってるのもあるのでしょう。
昔のフランスの作業着兼日常着で着用されてたグランパシャツという、同じ様にバンドカラーのプルオーバーで着丈の長いシャツがありますが、そちらは丈が長い事で下着の役割をしたりパジャマとして着用してたりと、プラスαの意味合いでの長い着丈ですが、こちらはタックイン1択。流石は厳格な組織、ある意味突き抜けてますね!
襟はバンドカラーで被りのプルオーバー。本来のアイテムは付け襟を付け替えられるチェンジカラーでバンドカラーの襟にボタンホールが3箇所開いてるのですが、今回のは襟後ろに1つだけボタンホールがあって機能はしませんがデザインとして残してます。この辺の遊びはマニュアルらしいですね。
胸ポケットもバランス的にかなり大きいフラップポケットが2つ。真ん中にマチを付けた贅沢仕様で、ここもビンテージのオフィサーシャツのディテールをそのまま周到しています。バンドカラーにこのアンバランスな大きさのポケット、この違和感はワークウエアそのもの。フラップもいいですね。好きなバランス。
生地もビンテージに寄せたハケ目のシャンブレー。この辺は完全にワークなんですが、ハケ目のシャンブレーというのがいかにもヨーロッパ。アメリカモノのシャンブレーのガサガサした洗い感じとも違ってサラサラしてて生地感もキレイめ、色味もブルーが強くて見た目にも非常に綺麗でシャンブレーなのに野暮さは全くありません。この辺の見た目はデザインシャツの様です。
シャンブレーなので洗濯を繰り返せばインディゴが抜けてアジが出てきますね。バンドカラーだとキレイ目テイストのブロードが多いですが、この様なアジの出るバンドカラーのシャツという点でも中々ないヤツですよね。
と、ま〜生地もディテールも勿論魅力的なんですが、やっぱりこの着丈ですよね。皆さん流石に着た事ないレベルだと思います。僕も勿論シャツでは未知の着丈。
さて、コレをどうやって着るか。ワクワクしませんか?
ウチのコアな服好きの誰かはきっとワクワクする方いるだろうと1枚だけオーダーしてみました。最終は僕が…系のアイテムですね。
パッと見はかなり着丈長く見えますが、サイドのマチ部分は普通にシャツの位置でテールが深い形なので着ると思ったよりは長さ気になりません。横向くと余計にですね。ただこの着丈、未知のゾーンであるのは確か!
僕的に今のところはGジャンかオーバーサイズのニットのインナーに使ったら中々最高だろうなーと妄想しています。ワクワクした方居たら、コレを肴にあーだこーだ語り合いましょう!
今季は遂にGジャンも数型オーダーしてます。ずーっと敢えて手を出さなかったアイテムですが、遂に解禁です!それもお楽しみに!
Manual Alphabet
RAFオフィサーシャツ
¥20,500( ¥22,550 in tax)
まだまだ暑過ぎて到底秋物着れませんが、脳内だけは秋にシフトしてひとまず妄想を楽しみましょう!それでは、また!今週もお付き合いありがとうございました。
ストックマンマーケット調布 伊藤