気温もちょうどいい!昨夜からちょっと変なテンションがずーっと続く中…祭り初日。
少し冗談混じりに伊藤店長が毎度言う
「明日誰も来ないかもな…。」やめて!
自分達のテンションが連日の激務と待望の入荷によりアドレナリンがドバドバと出てる状態で、お客さんとのギャップがあり過ぎるのでは?とか
色々考えてしまう。でも、届いたアイテム達をラックに並べながら改めて思う…着たい!早く着たい!仕事中なのにずっとスタイリングを考えてる始末。最高の時間です!
そんな初日、不安をよそに朝一からmoductを
見に来てもらいありがとうございました!正直ホッとしています。自分がただただ話したい商品の説明を聞いてもらい、試してもらって悩みながらも最後笑ってもらえる幸せを噛み締めた一日でした。
今週は砂永blogですww
冒頭が長くなりましたがMoductの新作の紹介を
させてもらいます。
Moduct
P-Back Vest
¥25,000(¥27,500 in tax)
秋冬は3度目のモダクト。そして今回自分が1番待ち望んでいたのがこのベストです!仕事の時に着れるのとやっぱり重ね着のスパイス的要因のベストってスルーできないんですよね〜
では詳しく見ていきましょう!
まず、今回のアイテムのベースになったのが当時の兵士から地獄と呼ばれた70年代ベトナム戦争時に支給された防弾仕様のタクティカルベストと救命胴衣をブレンドしています!
2つの共通点としては着衣の上からの装着が前提になっている所で、結果今までのモダクトのベストより極端に身幅があるのが特徴です!デザイナーさんとしてはこの身幅を生かして昨年登場したW.E.Pジャケットやコートの上からのレイヤードも楽しんで欲しいという事です。
個人的にもダウンベストや中綿のベストをオーバーサイズでアウターやコートとレイヤードするスタイルはやってみたいなーと思っていたので展示会場で出会ってすぐに来年買うぞーっと心に決めたアイテム!
細かい仕様としては前回のオリーブグラデーションに対しC.グレー。当初ダック地をオーバーダイする考えでしたがサンプルが思い通りの色にならず…かつ重いという事で、糸を細くしてシャツでも使うオックスフォード地をピグメント加工する事で理想の色目を出す事に成功!さらに、前立てと脇には綿を詰める事で立体的なパッカリングも演出しています。
そして、レイヤリングの際に滑りを良くする目的と(たぶん)補強も兼ねてMA-1と同じ裏地2×2のナイロンの総裏地になっています。勿論今回もパッと見には分かりませんがww補強のバータックの乱用にボタンやポケット口等は裏からヘリンボーン地を当てるなど当然の様にバッチリ補強されています!
毎度の事ながら当然の様に細部まで抜かりなく作り込んでくるんですよね〜。ヘリンボーン地での補強だって洗ったらシワの出る方向がランダムだから表地へのアタリの出方も当然いい雰囲気になるって逆算ですからね〜。言葉は悪いですが服好きの変態ですよ!w
そのままニコイチにするんじゃ無くて頭の中で組み上げ、そこからさらに細部を詰めてより理想を現実に近づける精度が物凄い!特にそれを感じたのがネック部分。ベースのボディーアーマーベストはけい動脈を守る目的があるためかなり高い設定の所をフードや首周りにボリュームのあるインナーも想定し、低く設定し直して前下がりにする事でTシャツの上に着ても良いくらいの絶妙なバランスに仕上がっているんです!
レプリカが得意な背景を活かした再現性の高さと
そこから更に素材や現実的な着やすさを求めて一歩踏み出した物作り!そして、果たしてこのプライスで儲けなんてあるのか?と不安になるプライスが今回もモダクトらしいアイテムです。
最後になりましたがP-Backという名前の由来ですが背面のポケット口が前作は地面に対して並行だったので、時折り肩を脱臼しそうになっていたんですね…まあ、自分が悪いんですがw
そしたら今作は改良されて脇に向かい傾斜がついたんです!コレは使いやすい。嬉しいと思ってたら、GジャンのTバックに対抗して背中にピースサインを入れました!とデザイナーさんww
こんな遊び心まで詰まったアイテムを僕等がスルー出来る訳ない。自分も伊藤店長も2人揃って購入した程です。
ベスト以外のアイテムも週明けからインスタで随時紹介していくので楽しみにお待ち下さい。でも
百聞は一見にしかず!なので、是非お時間があれば店頭に来て直で楽しんで貰いたいです。宜しくお願いしまーーーーーーーーーーーーす。
でわでわ
待望の入荷! Moduct P-Back vest
23/10/08
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