今年の夏はしぶといですね。一気に冬だけは勘弁してほしいです。
今週は砂永blogです。
派手ではないですが異彩を放つFOB factoryの新作デニムジャケット。夏日だとなかなかお勧めしにくいけれども、30℃を下まわればチャンスが出てくるので紹介したいと思います。
FOB factory
BLACK SELVEDGE DENIM 3rd JKT
¥31,900 in tax
ここ数年あちこちのブランドから様々なデニムジャケットが登場しています。着丈の短さと相反する身幅のバランスが今のファッション的にサイズアップして着たときにとてもフィットする1stタイプ。そこから進化しバランスの良い2ndタイプを多く目にする中で、今回はワークウェアからファッションへとシフトした3rd!!!
しかもサンプリングしたのはかなり後期の物。ハンドウォームが追加されるかされないかの着丈の長いモデルとマニアックな所を突いてきました。
それでも中々癖のあるフィッティングなので、サイズを40,42でピック。中にワイドシルエットを着込める余裕と着丈のバランスでの提案です!
ジャストで着ようと思うとリラックスしたい休日には着れませんからね…そう!コレ固いんです。
以前紹介したJB発のヘラクレスは厚みのある生地ながら始めから柔らかい物で現実的に使いやすい物でしたが、同じ岡山でもFOBはロマン派!拘りの生地は明らかにベクトルが違います。
今回使用される生地は…14,75ozの先染めブラックセルヴィッチデニム。力織機で織り上げてあるのでミミがつきます!改めて考えてみたらセルヴィッチのブラックは初かも知れません。
そもそも今回のベースになっているリーバ○スの3rdモデルにはブラックは存在しないそうです!デニムがもっと広く大衆に認知され、量産化がどんどん進む80年代にブラックデニムが広まった様なので当然ミミは付きません。その他にも硫化染のブラックなどもありますがこちらにもミミは付きませんね。
なのでだいたい予想は出来るけれどこの黒い3rd
ジャケットがどの様な経年による変化を起こすのか…着てみないと分からない!ロマンですね〜
実際縦糸は真っ黒ですがそこはデニム!横糸の白が除くので印象の重さもそこそこにスタイルをしっかり引き締めてくれます。ブラックのアイテムと合わせても表情の違いでメリハリも出ますよ。
写真の様にモノトーンで組んでインナーには挿しでアンティークレッド!ブラックとレッド相性良いですね〜
カジュアルなアイテムながら大人に綺麗にも着て欲しい!とステッチも金茶から黒へ
オリジナルに敬意をはらいながら生地でロマン。縫製では実用性を盛ったFOBのブラック3rd!皆んながあっちに行ったから、僕らはこっちで面白い事をしよう!って精神が自分は好きです。初めから自身に馴染んでくれる様な着やすさはないですが、サイズを上げた事で窮屈さはないので少しずつ楽しんで欲しい服です。ぜひぜひ
でわでわ
天邪鬼な服が好き FOB factory BLACK 3rd JKT
25/09/27
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