すいません。書きながら寝落ちしていました。
目が良くなった?!って思ったらコンタクトしたままでした…
今週は砂永blogです。
Buzz rickson's
WWⅡ denim blouse split T
¥34,000(¥37,400 in tax)
今年Moductと同じくらい入荷を楽しみにしていたバズの大戦Gジャン。
昨シーズンの初登場では一度スルーしていましたがやっぱり着たい!し、着て欲しいと言う事で今年は入れてしまいました。結果として複数のブランドから今期はGジャンが多数入荷する事態にw
でも、仕方ない!今着たいんです
でわ先ず、大戦モデルの特徴のおさらい。
フロントに5つあったボタンが物資統制のため4つの月桂樹ボタンに変更。フロントポケットのフラップが廃止になっていたり、デニムを縫う糸もイエローステッチに変更になっています。なのに、デニム地自体は12.5→13.5オンスへと分厚くなっていたそうです!他は簡素にせざるを得ないので、せめて生地だけはいっちょ分厚いの使おうぜ!的な意地なんでしょうか?調べて面白かったですね。
そして、今回の1stモデルも以前にJBのソーイングチョップで紹介した様にサイズ46〜のモデルの背中には生地幅の都合上中央部で生地が縫い合わされバックヨークのステッチとの交わり方が「T」の文字に見える通称Tバック!仕様の二つのサイズのみを敢えて今回ピックしました。
38=Mサイズなので、、、46=XXXL!!!
超絶デカいサイズになる訳ですがコレには理由があります。このモデルはアームや胴回りは太いのに着丈がめちゃくちゃ短く、自分の先輩方はわかると思いますが肩と袖丈をジャストで選ぶと短ラン的シルエットになるんですねwさらに生地も厚いとなるとせっかくの休日にわざわざ選んで着る事はないと思ってしまいます。
あとこれは皆さんに言える事かと思いますが、昔に比べ服のサイズをアップして着る事が増えていると思います。するとジャストサイズのジャケットのアームホールだと窮屈に感じてしまうんですよね!なので、ジャストでもアームにゆとりがあるカバーオールを僕等は毎シーズン定番的に仕入れてきた訳です。
ただ、ここ最近の流れで昔はデカ過ぎて着る人も少なかったTバックにスポットがあたり、各ブランドからも続々とリリースされている訳です!
インスタの方で紹介したソーイングチョップでも
この1stの大戦モデルを仕入れましたが、ソーイングチョップは過去のモデルをリスペクトしつつ現代にフィットする物作りです。着丈はやや長くとり、身幅はゆったりさせながら袖丈をサイズ毎に調節し、袖作りも前振りの立体的な構造にしてあり生地も予めソフトな仕上がりになっていて袖を通した瞬間から着心地の良い物になっています!
こんな気配りは流石ですね!やっぱり着て良い服を作り続けてくれるJBです。
逆にバズはとことん当時に近づけるのが心情なので、糸の産地から太さに染め。織り機から裁断と縫製糸。金具から縫い方までもとことん詰めていくのがここのもの作り!
なので生地は硬い!着丈は短い!何より現代の服じゃないから立体的な服の作りになっていないんですね。なので、ジャストサイズでは着心地もバランス的にもちょっとね…
ただ、不思議なんです。
肩と身幅を無視!着丈のバランスでサイズを選ぶと伊藤店長で46,自分が48になるんですが良いんです!このバランスがw腕は太いのでオニータやキャンバーのスウェットの上からも羽織れて、着丈はリブが覗くくらいの良い塩梅。流石に袖は長いですが軽く折り返すだけでクリアー出来るし、二次元の袖造りもサイズアップのおかげで気になりません!
これは皆さん晩夏に体験してもらっている方も多いと思いますがWallaWallaのラグランと同じでサイズを編集したワイドシルエットじゃなくて、元々あった物をめちゃくちゃサイズを上げて着る事で全く新しい見え方、着方が出来るというアハ体験!あの時も自分はXXXLでした…
用意された物を着るのとは少し違って、工夫して考えながら服を着る事での発見や楽しみ。一見めちゃくちゃなサイズですが、この計算とは全く違う次元にあるバランス是非体感してみてもらいたいです。
なんだか色々と気にしながら着なきゃいけない服より、適当に着て、洗ってと穴が開いても愛着になる服。なのに妙に洒落て見えるとかもう最高でしょ!男らしく着たいとか全くなくて、レディースが着るメンズ服みたいな極端なサイズのギャップに憧れます。あーこれは決まりですね!
でわでわ
新感覚!Buzz rickson's WWⅡ denim blouse split T
23/10/22
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