今週は前半天気も悪くて寒かったのに、後半は天気も良く気温もしっかり上がってきましたね。今日からゴールデンウィークの方も多いと思いますが、僕らの分も目一杯楽しんでくださいね！

ゴールデンウィーク前に結構色々と半袖アイテムが届いて昨日店頭にもバッチリ並べましたので、お出掛けの隙間に是非覗きにいらして下さいね。中々のボリュームですので見応えあると思いますよ。

そんな半袖の新作の中で早くも今季イチオシのTシャツが入荷してますので、ご紹介したいと思います。

バスクシャツに続くBarns Highest別注企画第2弾！ハイエストロゴTシャツ。今回は直球です。バスクシャツは遅れての入荷でしたが、Tシャツはバッチリイメージ通りのタイミングで入荷しましたよ。仕上がりもバッチリ！

前回の僕のブログでご紹介したバスクは、インラインのハイエストのアイテムに織りネームを前身の右下縫い付けて貰いましたが、今回のロゴTシャツはウチだけの為にプリント版から作ってもらった完全エクスクルーシブモデルなんですねー。

コレも自分の中ではずっと温めてた企画で、実は結構前から展示会の度にハイエストのロゴTを作って欲しいと要望は出してました。ただ、ブランド側もロゴ直球なのはバーンズさん的には中々勇気がいるらしく(確かにブランドネームで売ってるブランドではないですからね)、中々作ってくれず…。じゃあもう自分リスクで作るしかないな！と、今回のバスクシャツ別注の勢いに乗って行っちゃいました。でもこういうのはタイミングだし、プリントTは去年から店頭での扱いも増やしていましたが、今年は更にプリントTを色々と提案したなと思っていたので、今でしょ！という気運になってバーンズさんも協力してくれて形になりました。バーンズさん、ありがとうございました！

見ての通りハイエストの織りネームのロゴ全面に出したプリントデザインです。プリントのサイズは通常規格で出来る1番最大のプリントサイズにしてもらいました。元々の文字のフォントから配列のバランスが抜群のデザインなので、コレはロゴをデカくしてもウルサくならないだろうし、むしろ文字のバランスが際立って間違い無くカッコいいだろうなという目論見もありました。

ポイントは『B.R.S.Highest』のロゴから下の細かい文字の羅列部分です。僕的にココのタグの中にただただ文字を詰め込んだ様な文字バランスがアメリカ的で凄く好きなんですが、ココを際立たせたかったんですよね。なので最大サイズのプリントにしました。狙い通りですね。

今回のロゴはハイエストのロゴそのものを使ったので、ロゴをそのままプリントしてる様に見えるとは思うのですが、このプリントに辿り着くまでに実は何回かシュミレーションをやって貰ってこのロゴに辿り着いてるんです。

まず①このロゴを使ってTシャツを作りたい、②出来るだけ大きなロゴで、③カラーは白と黒、この3点の要望から始まった企画でプリントのシュミレーションをしてもらいました。

ベタっとしたプリントが嫌だったので、1番最初は文字のみプリントをするシュミレーションで、ブランドタグの外枠と文字にボディと対照的なプリントが載る図案でしたが思ったより全然アッサリしちゃって、全然ピンと来ず…。

次にきっとプリント面が少なくて色が足りないんだなと思って逆パターンの文字を抜くパターンでやったら、やっぱり当初の思惑通りベタっとした感じに。白ボディはまだ良かったですが、やっぱり黒ボディが鬼門でした。

普通にあのタグをそのまま版にした場合、このどちらかの方法しかないのですが、僕も頑張って自分のTシャツを引っ張りだしたり、参考にしてたジャンルのTシャツ達を画像検索したり自分的に結構色々考えました。

そんなメーカーさんとやり取りして話しを詰めてる中ホント急に降ってたのですが、プリントの方法を上と下で分断してやったら？という閃きました。

要は下の文字の小さな部分は文字をプリントしないとやっぱりベタっとするけど、上の『B.R.S.Highest』の部分は文字プリントだとスカスカしちゃうので、下は文字のみ、上は文字抜きにプリントする。これでプリントで色の付いた部分のバランスが格段に良くなりました。実際のTシャツ生地に試し刷りしてみたら思ったより良い感じでプリント案が決定。

Tシャツボディは、去年新作出たバーンズが使っているオリジナルボディの中でも1番オーバーサイズのルーズチューブボディにしました。先にリリースしたバスクシャツ同様、プリントTでも大人が着れるオーバーサイズのモノが欲しいなというのがあったのでこのボディに。

このボディに決めた理由がただ大きいからという訳では勿論無くて、サイドスリットが入ってる所。丈長めのオーバーサイズのTシャツを来た時両サイドにスリット(切れ目)が入ってる事で余った生地が横に逃げるので、裾が扇型になってパンツに上手く被ります。

特に、最近の僕らの定番パンツでもあるワイドパンツやテーパードパンツは腰回りにゆとりあるので、丈長のTシャツだと腰で引っ掛かる事がありますがスリットが入ってればストンと落ちます。コレ僕にとってはJKTのW ZIP並みに結構重要なポイントで、この前のバスクシャツもこのサイドスリットが1番の決め手になりました。

ボディのカラーはロゴを主役にしたかったのと、シャツJKTやオーバーサイズシャツのインナーにもしたかったので潔くモノトーン。ただ、ブラックはバーンズらしく後染めのピグメントカラーにしました。コレもTシャツに後加工を入れる為作る際には結構プラスに経費が掛かってしまうのですが、何とかホワイトとならしで税込1万アンダーに納めて頂きました！(実際去年のモダクトのナマケモノTがこのピグメント加工をした事でプライスが1万オーバーになってしまいましたね)。バーンズさん、ここでも無理してもらってありがとうございました！

プリントカラーはホワイトボディは黒でハッキリ目の染み込みプリント、ブラックはピグメントカラーのヤレた感じに合わせて薄めのオフ白のハーフラバー仕上げ。どちらもイメージ通りの仕上がりで満足です！特にブラックは古着のバンドTの様な独特な雰囲気のある仕上がり。コレもイメージ通り。単純は反転デザインじゃなくて、白と黒でイメージ変えたかったんですよね。

サイズ感は173センチの僕が写真で着ているのがMサイズ。身幅肩幅ともにオーバーサイズなので、僕身長が境目で僕以外がM、僕以上がLで選んでもらって大丈夫です。

半袖Tシャツだけど早い時期から着たいのでオーバーサイズを利用してインナーにサーマルロンTとの重ね着は激推し。写真で着てる合わせですが、JBのセールアイテムで丁度良いのがありますよ〜。僕もセットでいきました。

そうだ、そうだ、後ろ姿にも仕掛けアリなのですが写真だけ載せておきます。写真で分かるかな〜。店頭にてお楽しみにしてください。
実はプリントTシャツを版から作って別注したのは調布店では初の試み。今季のTシャツ1発目にいかがでしょうか？

Barns Highest
別注ロゴルーズチューブT
¥8,900(¥9,790 in tax)

それでは、また。もう少し重ね着楽しむ為にも気温が一気に上がらない事を祈りたいですね。


ストックマンマーケット調布　伊藤