昨日から店頭で販売を開始した24S/SのMoductのアイテム…
今回で春物の紹介は3度目を迎えた訳ですが、店頭にも変化が出てきました。初めてmoductの紹介をした時には完全なイレギュラーでの入荷という事もあり、自分達ばかりが盛り上がりうちうちで消化するかなり局地的な物でした。
そのめちゃくちゃ楽しい場を祭りと称して少しずつではありますが広げ、回を重ねる毎に新しい方がこのブログやインスタを通じて店頭に足を運んでくれて興奮気味に語るw僕等の話を聞いてくれる。
毎回楽しみにしてくれて仕事を調整し朝から駆け付けてくれた方、一目見ておきたい!と仕事終わりに立ち寄ってくれる方。以前お話をさせてもらった事を覚えていてくれて、このタイミングを狙って内緒で遊びに来てくれる方。当日はどうしても予定が合わないと連絡をくれて詳細を聞いてくれる方も…今回はフライング気味な方までw
本当に沢山の方々に楽しみにしてもらえて嬉しい限りです!このModuct祭りを通して作り手であるメーカーとエンドユーザーであるお客様との橋渡しをする僕等販売員としての楽しさを痛感しています。そう、楽しんじゃってます!なので、これからもより多くの方に店頭で素敵な洋服と出会ってもらえる様に日々精進していきたいと思います。どーぞ、よろしくお願いします。
すいません。大変長い冒頭でしたが、ここからが本番ですwなんやかんやこのブログも多くの方が楽しみにして下さっている様なのでしっかり書きていきたいと思います!
今週は砂永blogです。
お待たせしました!
Moduct
Duck work vest
¥22,000(¥24,200 in tax)
Duck painter shorts
¥24,000(¥26,400 in tax)
今回は今の気分な生地として「ダック」生地が着想になっています。このダック地ですがアメカジでは定番な生地ですが、その直球な見た目からしばらく表舞台から遠ざかる時期もありました。ただ、ここ数年前から服に携わるプロの方々や音楽関係者などがインスタ等でダックと言えば!なカーハートのアイテムを使ったスタイルが登場
ダブルニーのペインターパンツ、ダックのZIPベストやカバーオールと新品、古着問わず久しぶりで新鮮です!そんな今の気分なダック地ですが、生地をオリジナルでとなると東洋クオリティーになりプライスが…そこで!今回はあり物の生地を染める事でプライスを抑えつつ、Moductの世界観を表現しています。
中白反応染め
完全に僕らも初めての方法でしたが、薬液により糸の側面だけに色を付ける方法。ヴィンテージの再現で定番の硫化染料に比べて、内側の芯に近い所が白いまま残る事で経年による変化や明るい色出しが可能になるそうです!さらに、コストの面でも硫化よりも抑える事が出来るとの事
夢を形にする老舗レプリカメーカーに所属しながらめちゃくちゃ現実的に物を作るMoductのデザイナーさんらしいアプローチです!
そんな話を聞いてしまったらダックはダックでも王道のブラウンや古着でも人気なブラックを外し敢えてチョイスしたのがグリーン!!!一択です
個人的に今の会社に入社する前に買ったカーハートのアクティブジャケットがまさにこの色!その懐かしさもあって…しょうがないですねw
実際色だし凄く良くて、そうでなくてもグリーン好きの自分は一目でやられちゃいましたw
あと、リアルに有り難かったのがただのダックじゃなかった事です!ダック地のイメージは重くて硬いタフな生地…実際カーハートでも壊れないから直さないと豪語するほどの生地wwなんですが、今回のものはかなり柔らかくて軽いものになっています。
4月半ばで30度の手前の気温を考えたらこの生地はかなり現実的なんです!ちゃんと使えるし着れる様に選んでくれています。
そして僕等が選んだアイテムがMoductといえばなベストとショーツの2つのアイテム
先ずベストですが上記のカーハートが作った年代別の物を3種類掛け合わせた物。一つは背中がセパレートになっている物、次が肩にヨークパーツが付くモデル。最後がフロントにパッチポケットが付くモデル。この3つを掛け合わせて1つに…さらにダブルニーならぬダブルポケットと勝手に呼んでいるフロントポケットを二重にしてあるキメラなうえにクレイジーなモデルになってます。
このベストで僕等が着目したのが、今までのMoductのベストに比べて平面な造りだという所。今まで以上に重ね着の際にトップスは勿論だし、ミッドにも使いやすいモデルになっています!
そして今回も多目のポケットをしっかり使ってもらいたい!という思いから、随所にバータックによる補強がなされています。コレもMoductらしさw良く使う所はその分タフに作ってくれています。
もう一つのモデルはペインタータイプのショートパンツです!
こちらは言っちゃなんですがカーハートの物そのまんまです笑。膝に掛かるか掛からないかの絶妙な裾丈も何を入れようかと普段では迷うポケットサイズまでそのままです。でも、ここがMoductらしさ!パッと見で分からない内巻き側にもさんぼんのミシンで縫製する事で、両サイドの生地の厚みが出て裾がパッとしっかり開き崩れない!!
足がとても綺麗に見える様にしてくれているんですね〜
展示会で履かせてもらって、本当にコレは即決でした!文章では伝わりにくいですが凄くいい具合になっています!
このシルエットの為になのかは聞き忘れましたが今回セレクトの二つのアイテムにはこの三本針ミシンが多用されています。コレも今回デザイナーさんがとても拘りたかった所で、今国内での縫製で三本針を使うとコストが非常に変わってしまうとの事。
専門の職人にしかほうせいが出来ないらしく、ならいっそ国内でとなり国産にて仕上げています。この辺りもやっぱり拘りを強く感じワクワクしてしまいます!
ライトダックの柔らかい生地を三本針で縫う事で手間はかかりますが抜群のシルエットになっていますね
ここからお勧めのコーディネートを書き出すと、とんでもなく長くなるので端折ります!続きは是非店頭で物を直に見ながら語らせてもらいたいですね。
楽しんでもらえる自信しかないので、続きは店頭で!
でわでわ〜
Moduct祭り!!!
24/04/21
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