夏に向かい日々高まる気温により、一枚、また一枚と次第にシンプルになるスタイル。
ポロシャツ、シャツ、カットソーの生地は薄くなり、袖も短くなっていく。すると物を入れるポケットが減る訳です。そこで例年ならベストを取り入れてポケットを補填してきました。
するとバックプリントが見えない…ベストはいくつか持っていますがその全てが背面に生地があり背中を覆う形になります。無地とかなら問題ないんですがmoductやbarns、愛用しているセッツァーなど魂の一擦り…入魂のプリントは活かしたい物です。
そこで今週はそんな自分が今年試したいアイテムとスタイルを紹介します。
真面目に前置きを書くと長くなりますね。
今週は砂永blogです。
Brans Highest
Military bush short
¥12,800(¥14,080 in tax)
四月のあたま頃に一度入荷し、シーズンを待たずに旅立ったハイエストのブッショショーツ。先日メーカーに打診したところまだ少しあると嬉しいお話をもらい、ならいっそ!と全部もらい再入荷しています。
前回の入荷ではミリタリーを主戦場にするハイエストのアイテムでも、綿100%のコットンリップながら男臭さが抑えられたオフホワイトをチョイスしましたが今回は全量という事もありネイビーとカーキもsizeは欠けていますが入荷しています
今季はmoductでも登場しましたがコットンのリップストップは洗い生地が痩せてくると夏最高の肌当たり!風も通るので涼しいですよ〜
ここで冒頭の話に戻りますが、Tシャツのプリントを活かす為に下半身にポケットが多いパンツを選ぶ事でバックやベストに頼る事なく出かけられる訳です。思い返せばとにかく大きいTシャツやシャツには昔から軍パンが良く合いました。サイズとボリュームのバランスも勿論ですが実用性という見方でも理にかなっていたんですね!
ただ今回のハイエストは軍パンの生地を使いながらもカーゴではなくフロントにポケットを重ね付けるブッシュ!どちらかと言えばアウトドアなモデルにしてきました。捻ってますね〜
個人的にリップストップのブッシュって出会った事なかったです!そもそもこのブッシュパンツ自体かなり久しぶりで昔はストックマンと言えばなパンツだったんですがここに来て思わぬ形での再会は新鮮でした。
しかも生地もですが所々ハイエスト流にアップデートされています。写真でもわかる様にポケット口の釦が全てスナップボタンに変更されています。しかも、ボタンの表面を削り艶消し!ミリタリー仕様に!!!細か過ぎます。
縫製もワークは三本針ですがミリタリーは二本針という事で随所に2本ステッチが並んでいるんですがさり気無く裾まで2本!これには驚きましたね。通常一本なんですが二本!縫い代が広くとられることで裾に重さが出て変な皺が入らず自然とストンと落ちるんです。これぞ計算されたデザインですね〜
写真でも裾が綺麗に開いているのが伝わると思います。細かい所なんですが足がスッキリ見えて凄く嬉しい工夫なんです!細部を拘るって本当にこんな所なんですよね〜そして、履くと絶対違いが解る所。ショーツで一万円を超えてしまいますがちゃんと作り込まれた納得の一本です。
白色についても語るつもりでしたが、このブログを読んでくれている方々にはすでに耳タコだとも思うのであとは店頭で補足させてもらえたらと思います。
本日早速Mサイズが旅立ちましたがS、Lはまだ在庫あるので明日以降お待ちしています。
でわまた店頭でお会いしましょう
でわでわ
夏の白パン Highest Military bush short
24/06/15
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