昨日からPARCOの一階でスタートしたキモい展…予想を覆す見応えだそうです。写真も撮り放題との事でお客さんに見せてもらいましたが、キモい!鳥肌立ちました。
今週は砂永blogです。
週替わりでお勧めしている個人的に推しなセールアイテムですが、自分からはコチラです。
johnbull
パターンイージーショーツ&ジャケット
ショーツ¥12,100→¥8,470 in tax
ジャケット¥22,000→¥13,200 in tax
個人的に今回のセールで1番セールらしい楽しみが詰まったアイテムなんじゃないかと思っています。僕等のセールのもっとーは「良いものを安く」ですが、もう一つ「プライスによる後押し」というのがあります。コレは自身の可能性を広げるアイテム(挑戦的アイテム)にプライスによる後押しで挑んで欲しい!という物です。
その点で今回のこのJBの柄物セットアップは丁度いい挑戦具合になっています。では詳しく見ていきましょう。
先ずは共通している生地ですが、サラッと軽い細番手のツイル地(シャツ地位)にバティック風の小紋柄のプリントがされています。コレが生地こそ違えども昔グラミチが作っていたモノの雰囲気に良く似ていて、オリエンタルな雰囲気を醸しながらもベースの生地がクリーンなイメージを持っているので幅広いアイテムと組み合わせられそうななかなかな優秀さ!
この生地でチャイナジャケット…
ここは流石JBですね。得意なミリタリージャケットやワークのカバーオール、ドレスでテーラードなど引き出しは無数に有るはずなのに、1番日常とかけ離れ、ファッションに振れるチャイナジャケットに載せてくるんですからね〜
90年代の古着をベースにした3ポケ、共生地でのチャイナ釦の仕様は映画「酔拳」などでジャッキーが着ていたあの感じよりももっと現実的で実用的なデザインになっています。でも、袖はシンプルに筒なので写真の様に袖を捲ることで少しテンション上がります!
そして生地、釦と中々な癖のあるディティールながら全体の印象はそこまで奇抜に見えないのにも理由があります。これ上でも書きましたが3ポケのフレンチチャイナがベースなんですね!フランスには中華系の移民が多く、その方々の作業着として誕生したモノなんです。なので、縫いやパーツがフレンチカバーオール同様に必要以上に盛られていない引き算のデザインで出来ているんですね〜だから服として取り入れやすい!という訳なんです。
コレがアメリカ的なモノだったら盛り盛りでしょうからね。それはそれで見てみたい気もしなくもないけど
なので、釦をしっかり閉めると存在感のある釦もフルオープンで着るとシャツと大差無くなってしまいます。なのでなので、今時期はシャツ的羽織りとして使い。肌寒くなってからはジャケットとしてミッドに挟み込んで釦、柄をアクセントとして楽しめると考えるとかなり息が長いアイテム!
今すぐ使うには少し工夫が要りますが、こんなアイテムをセールで提案するのが自分達らしいのかな?と思いますね〜
共生地のショーツも生地を縫い重ねる部分を極力減らし、薄さと軽さを重視しながらもサイドは巻き縫い。ポケット口もウエストに縫い込む事でシンプルながら強度もしっかりとキープしてくれています!
ショーツの方はセール初日より着用していますがとにかく軽い!張りがあるのでシルエットも維持してくれるし風も抜けて涼しいしで大変お世話になっています。体感としてウエスト部のドローコードがコチラも共生地の平紐なのがポイント高いです!丸い紐に比べて結ぶのはやや高難度ながら(自分不器用なもので…)一度結んでやれば緩んでこない!これは嬉しいです。履いていてストレス感じない!でも、紐を引けば簡単に解ける優れ物です。
簡単な事を手を抜かずきちんと簡単なまま作ってくれる。簡単な事じゃないと思いますが改めて細部をよく見ると流石JBなもの作り!色柄ものではありますがきっと満足してもらえると思いますよ
でわでわ〜
砂永お勧めのSALE ITEM
25/07/26
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