前回紹介した、今季1番気になるアウターは、店頭から姿を消し、ブログ効果もあったのかな〜なんて勝手に思ったりしてますが、お気に入りのアイテムが旅立って行くのは嬉しいもんです‼︎
で、今回は一歩踏み込んで、本気で欲しいアウターご紹介します。
シュガーケーンの、オイルドクロスコーチジャケットです。
型は襟付きの、前がスナップボタンで、ボックスシルエットが特長のコーチジャケット。
普通のコーチジャケットは、表地がナイロンでテカリがあって、ストリートな乗りのモノが多いですが、そこは質実剛健なワークウエアブランド、シュガーケーンはコットン素材でらしく仕上げています。
しかも、表面にはバブァーでお馴染みのオイルコーティング施した、オイルドクロスを使用してます‼︎
オイルドクロスにする事で、ただのコットンボディより防風性もアップしますし、多少の雨もヘッチャラでかなりタフになります。
ワークウエアブランドらしい生地のセレクトにグッと来ましたね〜。
他の部材も非常にシュガーケーンらしくて、襟は冬用のワークジャケットらしく、コーデュロイ。
スナップボタンは、ブランドの刻印入りのメタルボタンでこれまたしっかりワークです。
こんな細かな仕様も手を抜かず、しっかりワークしてるのが、さらにグッグッと来てしまったポイントです。
この細かな仕様をワークにする事で、型は違えど、しっかりワークウエアとして成立して、流行りやノリで作った訳では無い、本物のオーラみたいなのが出るんだと思います。
こういう細かさはジャパンブランドの真骨頂だと僕は思います。
ライナーには見頃も背中にびっしりとボアが貼られてますので、真冬でも安心の保温力です。
そして最後の最後に、MADE IN USA ‼︎
これで完全にヤラレちゃいましたね〜。
今の時代、わざわざアメリカで作るメリットは殆ど無いとは思うのですが、やっぱりアメリカ製にはどうしても惹かれてしまいます。
コーチジャケットはアメリカの服で、ワークウエアもアメリカの象徴的な服です。
それがアメリカ製であったら、それはある意味純潔なアメリカ服と言えます。
服好き、特にアメカジ好きとしては、そんなとこに非常にロマンを感じてしまいます。
自分は元々、定番である型に違う素材を乗せ替えたような、定番なんだけど、素材の妙で遊んだ服が大好きですが、このコーチジャケットは、その好例ですね。
写真の様にオイルドジャケットとして、ニット×シャツで大人なコーデを組んだりすると、コーチジャケットの型が「ハズし」になりますし、
インナーにパーカー、ルーズなパンツを履いて、スニーカー、なんていうストリートなスタイルで合わせても、オイルドクロスの素材感が「ハズし」になって、これも面白いと思いますよ。
素材と型の、絶妙なマッチング、是非試してみると、定番だけど、新たなスタイリングが組めると思いますよ。
コイツはひっそりと、店内に居ますので、気になった方は是非声を掛けて下さい。ご紹介しますので‼︎
それでは、また。お店で会いましょう。
ストックマンマーケット 伊藤
本気で欲しいアウター
16/12/10
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