季節も進んで、服が3枚着れる毎日で、服を着るのが本格的に楽しくなってきましたね。
トップスを重ね着していくと、パンツはアッサリ行きたいとこですよね。
そんな時におススメな個人的に大好きな素材のパンツが入荷したので、今回はそんな個人推しなパンツについて語りたいと思います。
今回語りたいパンツは、FOB factoryのコーデュロイ5Pパンツです。
個人的に昔からコーデュロイパンツは好きで古着のリーバイス519を数本持っているので休みの日にはよく履いています。
普通に新品でも欲しいのですが、普通の5ポケ(ジーンズのポケット型)のコーデュロイパンツって意外と国産のパンツメーカーさんは出してくれず、古着に甘んじていましたが、ようやく良いのに出会えました。
コーデュロイ自体はトレンド素材なのでパンツでも見なくはないのですが太畝のトラウザーがほとんどで、細畝の5ポケは定番過ぎてなのか定番で出してる所が少ないんですよね。
太畝だと秋冬しか履けないですし、素材の主張が強すぎるので外しの飛び道具としては使えますが、定番とは言えません。
細畝の5ポケというのが個人的にはポイントで、以前紹介したピケの5Pパンツ同様、変にファッション的な主張もなく、どんなスタイルにもハマる、尚且つ重ね着の邪魔をしない、色々丁度良い定番パンツだと思います。
アメカジにはトラウザーよりも5ポケが基本合うと思います。
5ポケの型には適度に厚みがあって、柔軟性のある生地が合うと思うのですが、デニム以外でコーデュロイがこの条件にピッタリだと思うのです。
チノ生地では薄いですし、ワーク生地だと柔軟性に欠けます。
アメカジのスタイルの中心に置くと、5ポケパンツはパンツの主軸になると思うので、デニムの次に相性の良いコーデュロイはワードローブにあったら心強いアイテムなんです。
コーデュロイは縦方向に直線の畝があって、こらによりゴワゴワしたシワが入りづらくシャンとした印象で、起毛してるので光沢感があって色ムラなくキレイな印象です。
この素材の見た目のお陰でアメカジアイテムを合わせてもコテっとせずに、小洒落たインポートとも相性良いです。
特にネルシャツ、カバーオール、オイルドジャケットなどコテっと感が強いアイテムも、和らげてくれます。
これはコーデュロイのホント良いところで、これらのアイテムをデニムで合わせるとコテっと感が強くなってどこかで外さないとですし、チノでやるとクラシックに縛りれます。
コーデュロイは男臭いアメカジ、アウトドアのアイテムを中和して良い塩梅にしてくれます。
重ね着をしてアメカジを小綺麗に合わせたいストックマンスタイルには抜群の相性のパンツなので、ストックマンスタイルの定番パンツに新たに加えたいと思います。
メーカーさんに願うのはこういう普遍的に履けるパンツを作り続けて欲しいというところ。作り続けてくれればウチはいつまでもやり続けますよ。
そんな覚悟の定番パンツです!
コーデュロイパンツを試した事がない方は意外と多いと思うので、是非ワードローブの定番に加えてみてはいかがでしょうか?
あと、最後にコーデュロイは冬の素材のイメージが強いですが、細畝コーデュロイは基本通年で履ける素材なので季節を問わず愛用してもらえますよ。
では、また。お店で会いましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤
個人的定番パンツ
18/10/27
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