いよいよ12月ですので、今回は防寒アウターのご紹介で、お馴染みシュガーケーンより、N/Cプリマロフトアウター。

表地はN/C(ナイロン/コットン)で、その中でもクラシックなアメリカンアウトドアの代名詞的な60/40クロスです。

60％コットンが縦糸、40%ナイロンが緯糸で織られた古典的な生地で、自分はホントこの生地が昔から大好きです。

ガサっとした硬い質感、光沢が無い鈍く柔らかな色目、60/40じゃないとこうならない感じで、デニムやダックヒッコリーなど、アメリカンワークウエアの素材と同じく、ビンビンに良きアメリカを感じて好きですね〜。

元々はマウンテンパーカーの生地なので、アウターには最適な生地で、ナイロン100%だと機能が先に立ってギアの部分が前に立ちますが、60/40は程良く洋服に留めてくれます。

60％コットンのお陰で、質感があって色目もパキッとし過ぎないのがその理由でしょう。なので、天然素材の服にはどれにも合うのでアメカジには非常にフィットします。

ネルシャツやデニム、ウールのニットやミリタリーパンツなど僕らが好きなアイテムには抜群にハマりますよ。

と相変わらず出足から話が長くなってしまいましたが、ここからが本題。

そんなクラシックな素材を使って今回東洋さんが作ったのが、アウトドアなマウンテンパーカー型と、ミリタリーなM-51パーカー型の2型。

先のマウンテンパーカーは、この生地と言えばな型なので間違いないですが、少し意外だったのが、もう1型のM-51パーカー型でした。

恐らくバリエーションでロング丈の企画モノで、シュガーケーンレーベルで考えればウールリッチの様なファー付きロングを予想出来ますが、M-51とシュガーケーンレーベルでは珍しいミリタリー型。

でもコレが何ともシンプルでカッコイイです。ミリタリーカラーの60/40もかなり新鮮で、無骨過ぎず、程良くアウトドアな匂いもして良い塩梅です。

自分が1番響いたのが、フードのディテールで、フードの先にファーを固定させる帯が付いてます。この部分はステッチがバリバリ効いてて無骨で見た目もカッコイイ軍物らしいディテールですが、こういうところもしっかり手を抜かず仕上げる所は流石は東洋さんです。

コレも密かに感動したポイントですが、ポケット袋地にコーデュロイが使われてて、これは古手のミリタリーやウールコートにも見られる贅沢な仕様で、ここまでやるか！と感動しましたね。

そしてコチラも驚きポイントでしたが、中綿にはプリマロフトが使われてます。

プリマロフトと言えばアメリカ軍の為に開発らされた高機能中綿素材で、ウチでも長らく取り扱っていたワイルドシングスが使っていた素材で、他の本気アウトドアブランドにも使われています。

こちらも今までの東洋さんだと機能よりも時代性の合致やアジを大切にしていた様に思いますが、しっかりと着て良いアイテムに仕上げてくれました。

これは結構歴史的な事ではないかなと、個人的には盛り上がっています。

外見はクラシック、中身は機能的で着て良い仕様。こんなのを待っていました。

クラシックな60/40クロスは化繊より劣化しないので、しっかり着込んでアジを出せますし、現代な中身のお陰で軽くて暖かく、洗濯も出来てケアも簡単です。

しかもお値段は東洋さんプライス！
モノを考えたら普通に安いと思います。

これからイベントも多く、外に出る機会も増えますので、こんなのがあったら安心ですね。

少し前に入荷してるモノなので、在庫も半分くらいになってますので気になった方はお早めに！

それでは、また〜。
お付き合いありがとうございました！

ストックマンマーケット調布 伊藤