気温上がってきましたね。
昼間は半袖の方もチラホラ。
重ね着好きには段々とつらい時期になってきましたね。
そんな中、今回は、重ね着好きの方々に向けた新たなアイテムの提案です。
それが、ヴァンソンミレイユの、和紙ニットベスト。
ヴァンソンの春夏ニットの定番、和紙ニット。
ネーミングからしてインパクトありますが、ここ数年定番で展開してる、綿42%、レーヨン27%、和紙31%の配合の糸を使って、
秋冬にも展開してる、収縮に富んだスエットの様な編み方、「畔編み」で編んだニット素材のベストになります。
今のところ読んで貰って、1番気になる箇所は恐らく、「和紙」とうキーワードですよね。
自分も初めて出会った時は、「えっ!和紙?」と思いましたので、皆さまも同じでは無いでしょうか!
ただ、我々の印象とは裏腹に、和紙の繊維は、ニットに使われる他の繊維よりかなり強く、湿気に強いので、春夏の編物には中々最適な繊維の様です。
ただ、数年前までは、製品表示のタグに和紙なるキーワードは見た事なかったので、和紙と聞くと古典的ですが、和紙が繊維になる技術は文明の進化に間違いありません。
素材は、コットンニットと、麻ニットの中間といったイメージ。
コットンのこの太さの畦編みだと、かなり重く分厚くてスエットみたいになってしまいますし、
麻だともっと粗くて素朴な雰囲気か、高級なリゾートウエアの様になって、カジュアルには難しくです。
その点ヴァンソンの和紙ニットは、コットンの様なしっかりした肉感はありながら、肌当たりはドライで軽いので、春夏しっかり機能しそうです。
今回のピックはベストなので、余計季節は長く使えそうですね。
型な定番のウール畦編みと一緒でクルーネックタイプ。
クルーネックというのがウチのスタイルにもマッチしそうです。
個人的に夏まで重ね着に使えるベストは探してて、被りのベストは特に探してたところだったので、丁度よいアイテムが見つかったと思っています。
春夏にベースで着るアイテムはシャツかTシャツなので、そこに合わせるとなると、素材を外さないといけません。
その方法論でいくと、スエット地は最適で、良く半袖スエットで重ねたり、ベストも過去に着たことありますが、実際暑くて短命でした。
その点、和紙ニットは通気性もありますし、半袖の上にも着れそうです。
オススメの合わせは、ボートネックとの合わせで、特にディージーとは抜群の相性。
今回のベストの秋冬のウールベストより少し下に広いので、そこに丁度ボートネックの平行な襟元がチラッと覗いて、良いレイヤードがうまれます。
ディージーはネック周りにリブがあるので、余計にいい感じに覗きます。
グッドウエアの様なヘビーなTシャツに合わせて、ショーツ×ビルケンというのも良さそうです。
Tシャツにショーツだと、どうしても物足りないので、ベストでプラスα、
ビルケンのスウェードの質感にも合いそうですね。
Tシャツにベストという合わせは、個人的にずっとやってみたかったので、個人的にトライしてみたいです。
この時期に被りのベストを着るのは、暑そうでなかなかイメージが湧かないと思いますが、コレなら現実的にトライして頂けると思います。
プライス的にもトライし易いと思いますよ。
それでは、また。今週も服を楽しみましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤
新たな重ね着アイテム
19/05/18
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