お疲れ様です!岡崎です!
最近久しぶりに名作『ショーシャンクの空に』を観ました。服役中、書庫で働いていたブルックスおじいちゃんがシャバでの生活に苦しみ、命を絶つシーンで目がウルウルしてしまいました...まだまだ若い私ですが、年々涙腺が緩んでいる気がしますね...
今日はそんなウルウルにちなんでウールニットを紹介します!!
gym shetland like wool knit
ウチの店ではgym masterの方が名前が知られているかも知れませんが、gymは日本のニット専門の会社です。創業はなんと1965年、かなりの老舗ですね。本社がキャットストリートの一番奥らへんにあるのでよく見かけます。
そんな老舗が作る今回のニットなのですが、はっきり言って、ものすごく普通のウールニットです。しかし、普通に見えて紹介したいわけがあります。
そもそも、ウールニットを皆さん着ますか?
首元チクチクするし、洗濯機で洗えないし...
みたいな声が今にも聞こえてきそうです。
だからこそ、中にシャツを着ましょう!
此方のニットは首元がかなり詰まっているので、ボタンダウンのシャツを着ると襟元が少ししか出ず、すごく収まりがいいです。それにより、昨今メンズにも定着してきたクルーネックの前開きのものにも相性がいいです。Tieasyともまた違った見え方になりますよ!シャツがチラッと見える事でアウターを脱いでも、様になりますね。
そして、なんといっても今回伝えたいのは、このニットの絶妙な色味。
青はネイビーでもない、水色でもない、サックスが濁ったような...
白は真っ白でも生成りでもない、どこがグレーがかったような...
イエローはよくあるマスタードでもない、少しオレンジがかったような...
ボルドーはなぜかはっきりボルドーですが...
この絶妙な色味ってウールならではなんですよね。特にこのシェットランドウールのようなシャリ感の強いウール。
なので、同じような色に見えて、意外と皆さんのワードローブに無い色味になっているんです。
同系色で合わせても、どこか違った色味なので、冬特有の重たい印象にならず、むしろ、統一感が出て、小洒落て見えます。
お店のアイテムを使って、トーンを揃えたコーディネートをしてみました。あえて、シャツもアウターもありふれた色味の物を選びました。
青
inner : ITAZURATOKAGE candy stripe BD shirt
outer: johnbull tetratex utility shell jaket
hat:Sugar Cane denim porkpie hat
白
inner:ITAZURATOKAGE white chambray BD shirt
outer:CHUMS fullsnap hurricane top
cap:sublime cotton ripstop 6panel cap
ワントーンコーデってしてみたいけど、難しいですよね。
しかし、写真を見てもらうとわかるようにすごく馴染んでませんか?写真用にじっくり考えたコーディネートではなく、周りにあった同系色のアイテムを着ただけなんです。誰でも今持っているものと合わせれば出来てしまいそうです。
もちろん上質なウール100%ですから、厚手ではないのにものすごく暖かいです!
こんなにシンプルで絶対着るであろうニットが6,900円+taxというコスパの高さ。脱帽です。
黄色のM以外は全てのカラー揃っているので、ウールだから...と毛嫌いせず(羊毛だけに)、ぜひ試着してみてください!!オススメです!!
ウールニット侮る事なかれ。
19/12/01
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