お久しぶりです!
岡崎です!
基本的に自転車で通っているので、夜風に当たりながら、金木犀香るこの季節は本当に最高だなぁと思います。
毎年、小金井公園に金木犀の香りを嗅ぎに行くほど僕は金木犀が好きです。
そろそろピークでしょうか。
今年も行かないとな。
そんな風も冷たくなってきたこの季節に
ぴったりな、そして個人的に偏愛しているカタチのitemが入ってきました!!
buzz ricksons us.military reverse weave
BARNS reverse weave type sweat
緊急事態宣言中、インスタグラムにて
伊藤店長の在宅におけるワードローブ検証でもチラッと触れたカタチになります。
このリバースウィーブという言葉、昨今この形が多く復刻されていることもあり、耳にする機会も増えてきたように思います。
と言っても、まだまだリバースウィーブって何だ?って方もいると思いますので、
改めて、リバースウィーブとはなんなのか。というところから紹介します。
元々はあのチャンピオンが1938年に発売したリバースウィーブという名前のスウェットを指します。当時のスウェットはもちろんコットン100で洗うとすごく縮んでしまうという欠点がありました。
そこで生地を縦から横向きに配置することで、その縮みを軽減。その「縦から横」からリバースという名前を冠するに至ったわけです。さらにサイドにリブを入れることで動きやすくしました。
この画期的なスウェットはアメリカにおいてベストセラーとなり、各大学はもちろん、米軍にも採用されるほどでした。
リーバイス501がキングオブジーンズなら
リバースウィーブはキングオブスウェットと言っても過言ではないと思います。
ではでは、今回ウチに入荷したこのリバースウィーブタイプのitemを紹介していきます。
まず、buzzの方から。
先程、軍にも作用されたと言いましたが、buzzから出てるということでお気づきの方もいるのではないでしょうか。
アメリカ軍仕様のリバースウィーブです。
しかも、ミリタリー のリバースウィーブは
普通の大学等のモノと違い特別仕様。
USMAの方は前にVガゼットが付きます。
USAFAの方は前後のプリント共にリフレクター仕様になっています。(USAFAだけパーカーです。)
様々な形が存在するリバースウィーブですが、このディテールが付くのはミリタリー のみなんです。
古着市場では、いわゆるvintageに分類され、かなり高額で取引されます。
この特別なリバースをレプリカで言えば圧倒的に日本一な東洋クオリティで是非。
続いて、BARNS
こちらは定番のカレッジプリントとペイント飛びの2型。
ボディはバーンズ お得意のウォッシュ加工を施し、まるで古着のようないいツラに仕上がっています。特にグレーの方はいわゆるスウェットのグレーより白が強く、ありそうでないボディの色になります。
カレッジプリントは定番ですが、プリントされている「VINEYARD」は大学名ではなく、
「ぶどう園」という意味になります。
バーンズ のこのヌケたプリントは個人的に好きなところです。
ちょっとアメカジ感が苦手な方は、
ペイント飛びは面白いかもしれません。
ペイントといっても、同色の白のペイントがちらほら飛んでいて、まるでドメスティックとかが作りそうな洒落感がありますね。
長々と詳細を説明しましたが、やっぱりリバースウィーブは着て実感してもらいたいです。
がっしりとしたタフな厚み、身幅やアームホールからくる特有の野暮ったさ。
お世辞にもスタイリッシュとは言えませんが、まさにアメリカを体現したような服ではないでしょうか。
僕自身、この形だけで10数枚所有していて、
お出かけはもちろん、ルームウェアとしてもよく着ています。今の世の中にマッチする服でもあると思います。
今月中に同じ形が、アメリカ製でお馴染みのcamberからも届きます。
ぜひ、キングオブスウェットに袖を通してみてください。どこが良いのかが自ずとわかるはずです。本当にオススメです。
偏愛するキングオブスウェット
20/10/03
83