朝晩の冷え込みが強くなってきましたね〜。そろそろ冬モノも想像出来る気候になってきましたね。店頭にも冬モノの投入はじめました。
そんな投入したての冬モノから、イタズラトカゲのワイド秋冬モデル第2弾、ワイドワンナップカラーウールチェックシャツのご紹介です。
先にリリースして非常に好評だったタイガーカモ同様、今季のイタズラはなかなかに提案力の強い生地選びになっています。
今回のモデルの型は一枚着を意識したワイド型で、前回の春夏から新たに加えた襟型、ワンナップカラー。台襟無しの平坦な襟型で、襟をねかせて襟元にJKTの様なVゾーンを作れるのが特徴です。ボタン部分も前立てがないので、前開きで羽織った時によりJKT感も出ます。
ワンナップカラーは、昨今の夏の暑さに対してなるべく首に干渉しない様にと採用した襟型でしたが、今回秋冬によりJKTとして是非羽織りたい生地に出会えたのでこの襟型と組み合わせました。
秋冬のイタズラの企画は例年ヘビーなネル生地での提案でしたが、イタズラ史上初のウール生地。より冬を意識したシャツです。
僕も沢山シャツは待っていますが、ウールシャツはありません。実際そんな方も多いのではないでしょうか?
イタズラは自分らで企画しているシャツレーベルなので、そんな僕ら含め皆さんのタンスに無い隙間なアイテムを作るのも命題だと思っています。そういう意味で今回はより隙間なシャツを作ってみました。
素材は、ウール90%にナイロン10%。生地はネルシャツ程度の厚さですが、質感は完全にウールです。カラーは少し明るめのネイビーベースに、細いライトグレーの2本の線が交差したシンプルながらも中々見ないパターンのチェック柄。
素材がウールなので毛羽があるのと、柄の線が点線の様な感じで格子柄がハッキリと出ないのも新しい感覚の柄です。クールで雰囲気あっていい感じだし、柄は気にせず無地の感覚で使える合わせを迷わない柄だと思います。
イタズラのアイテムを相当年数企画してきましたが、ウール素材は初めての試みです。ここ2年夏が暑過ぎるので、真夏に特化した素材でもあるシアサッカー地を良く使っていたので、逆に真冬に特化した素材のシャツも作りたいな〜というのはあったんですよね。
そんな時、マニュアルさんのインラインの展示会で出会った生地なんです。パッと見でこの生地のこのネイビーはビビビッの来まして、もうその瞬間本決まりだったのですが一応他の生地も色々と検証した結果やっぱりこの生地でした。今回はマニュアルさんの審美眼に頼らせて頂きました!イタズラを作ってもらってるのもマニュアルさんなので、遠慮なく使わせて貰えました。やっぱりマニュアルさんはセンスありますよね〜。流石です。
ウールの生地って無地が多いし、無地だとツイードやチェックも英国クラシックに寄ったモノがほぼなんですよね。この生地はそんな毛色とは全く違う、でもトレンドを狙ったサラッとクリーン過ぎる訳ではなく、適度にクラフト感もある良い塩梅の生地でした。地のネイビーがホントキレイですよね。この深みのあるネイビーはウールならではだと思います。
素材はウールなのでシャツに仕立ててもやっぱり温かいです。気温が高いと着れませんが、昨今の朝晩の気温では着れますね。シャツ的に軽く着れるウエイトですが秋〜冬の入り口までのJKT的に使ってもらえます。
そんなJKT的イメージで型は台襟のないワンナップカラーにしました。なのでインナーにシャツを着て合わせるのは間違いない着こなしですし、冬っぽくタートルのカットソーと合わせたり、襟がねてVゾーンが出来るのを利用してパーカーを合わせたりしても良いと思います。
羽織りモノのインナーに着ればより温かさが得られますし、季節感の演出にも良いですよね。インナーにウールのニットを着る効果(見た目の季節感と実際の温かさ)をもっと手軽に得られます。コレも狙いの一つなんですね。
写真で見るパッと見の感じは、かなりシンプルに写ると思うので少しだけ地味にも見えるかもですが、実物は素材感はたっぷりなので雰囲気ありますよ!是非実物を見て触って着てみて欲しいです。
この3連休に向けて真冬のアウターやニットも一部店頭に出しました。見応えある店頭になっていますので、是非ご来店お待ちしております。
最後にウールと聞くと洗えないのでは⁈という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です。マシンウォッシュ可の素材になっておりますのでご安心ください。
itazuratokage
ワイドワンナップウールチェックシャツ
¥13,500( ¥14,850 in tax)
ウールですがプライスも頑張りましたよ〜。この辺もイタズラらしい仕上がりになったと思います。今週もバッチリ重ね着楽しみましょう‼︎
ストックマンマーケット調布店 伊藤
真冬のイタズラトカゲ
24/11/02
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