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Stockman Market
マニュアルのアメカジ的アウター
2025.11.29
店内は真冬モノまでほぼ全て出揃って充実の内容となっています!お陰様でワイルドシングスのビレイJKTはほぼ無くなってしまいましたが、今週インスタでご紹介しましたバーラップのラインナップはまだ生き残っていますし、まだご紹介出来てませんがシュガーケーンのあの冬仕様のカバーオールもFOBのNewアウターも入荷してます。今季アウターをお考えの方は今がベストですよ〜。
今週のブログは、僕の大好きなマニュアル的アメカジアイテムをご紹介。Manual AlphabetのウールCWUフライトJKTです。
マニュアル的ミリタリーアイテム。型的にはど真ん中のアメカジアウターですね。
ベースになっているのはアメリカ空軍の代名詞的なフライトJKT、MA-1の後継モデルとして70年代から今現在も展開されてるCWU-45P。別名MA-2。1じゃなくて2を選ぶ辺りが直球じゃなくてマニュアルらしいし、非常に良いアプローチですよね。
特徴は襟の仕様で、MA-1がリブなのに対してCWUは襟付き。袖にダーツが入ってより立体的な作りになっています。
そんなCWUを敢えてウール×ナイロンのフラノ素材で作りました。軍物の中でもフライトJKTという1番武骨なアイテムを、チェスターコートなんかで見る非常に上品な綾目のウールフラノ生地で作る…。こちらも非常にマニュアルらしいアプローチのファッションアイテムですね!
特に今回のはよりアメカジテイストを大事に、特別オーバーサイズにしたり着丈を伸ばして着易くアレンジしたりはせずに、フライトJKTらしいボリュームとしっかりした短丈のまま仕上げています。
素材でハズしている分、型はハズさない。ここも僕には非常に響きましたね。こういうバランス感覚がブランドの個性だし、着た時にファッション的にグッと来る所だったりしますよね〜。
しかも、もう一つ込み入った事をしてて、無骨さが前に出過ぎない様にレディースのパターンからサンプルを起こしているとの事。レディースパターンなので、肩がメンズより撫で肩シルエットになっているそうです。確かに着てみると肩がキレイに落ちますね。こんな着眼点もシャツを軸に様々なパターンを研究しているマニュアルさんならでは。
モノ的には中綿がしっかり入ってるので温かく、表地はウールでもPコートとかで使われるメルトンではなくフラノ生地なので、ウールアウターですがちゃんと軽いです。我慢無く安心して真冬にしっかり快適に着れるヘビーアウターですね。
最近のアウター選びでは保温性と軽さのバランスって凄く大事ですよね。そんなバランスも抜群で入荷を決めたのもあります。
デザイン的にポケットだけはプラスαデザインしています。両胸は縦のスラッシュポケットを追加して、両サイドのバンドウォーマーポケットも縦型のフラップ付きのパッチポケットに。どちらも正面から見た時のデザインポイントにもなっています。両サイドのパッチポケットは、横から手を突っ込める様になっててハンドウォーマーもちゃんと付いてます。
胸元のスラッシュポケットは、冬はサイドポケットに手を突っ込む機会が多いので、胸元の取り出し易い場所にポケットがあると携帯を出し入れするのに本当に便利!
真冬の手袋着用も考えてか、敢えてZIPは付けずな仕様。コレも便利だし、見た目にも武骨さが無くウールフラノの上品なテイストにも合ってます。袖はリブなのに裾もリブにはせず共地のゴム仕様に。
この一手のお陰でよりウールの面積が大きくなってフライトJKTからウールの面にコートになりましたね。この一手は素晴らしい!フロントZIPもボディと同色のブラックをチョイス。こういう細かな仕様のセレクトもシャツブランドならではの発想だと思いますね。
アイテム的にウール素材で中綿アウターというのも中々無いし、このボリューム&短丈はウール素材のアウターとしては見た目にも新しいと思います。
それと、ウチの取り扱いブランドの中でも無骨なフライトJKTとは1番距離が遠いマニュアルが作るフライトJKTって、それだけでファッション的にそそらされますよね〜。
ナイロン系の化繊アウターが苦手な方や、太いパンツにもメチャクチャ合うので太パン好きな方、一通りアウターは持ってるけど新たな一手が欲しい方、中々出会いの少ない系のアウターだと思うので是非ご検討ください!
Manual Alphabet
ウールCWUフライトJKT
¥41,800( in tax)
それでは、また。真冬一本手前の今時期がファッション1番楽しいですね!日々重ね着楽しみましょう‼︎
ストックマンマーケット調布店 伊藤










