11月に入って店にも続々と冬モノが到着し始めました。恐らく20日までには冬モノが出揃うと思うのでお楽しみに!
そんな冬モノから今回はウチのラインナップの中では珍しいMade in Englandの逸品をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したいのは、イギリス銘柄Yarmo(ヤーモ)のofficer JKTです。
Yarmoは1898年創業のイギリスのワークウェアを中心に展開する老舗のファクトリーブランドで、今でもMade in Englandを貫いています。
元々はニシン漁に従事する人に向けたスモックタイプのエプロンや上着を手がけ、現在では、英国国防省をはじめ、有名企業の制服製造も委託されています。
そして今回ご紹介するJKTは、1939年英国海軍「Admiralty」のオフィサー(事務官)が着用していたJKTを再現したもになります。
それを表すタグには「Admiralty」の文字と英国海軍を表す、上を向いた矢印マーク「ブロードアロー」も記されています。
要はこちらのJKTは自分が大好きな制服的ワークウェアなんです。
型は、3ボタンのテーラード、ベント(裾の切れ目)無し、ストンとしたボックスシルエット、胸ポケは無しで両サイドに大きめなフラップ付きスラントポケット付きと、まさに制服的テーラードJKTです。
見た目はしっかりテーラードなので落ちついていますが、サイズバランスはゆったり目のカバーオールのバランスなので、日常着として肩肘張らずに着るJKTとしてはドンピシャだと思います。
カバーオールの使い勝手はもう何度もご紹介していますし、ストックマンスタイルには欠かせないアイテムですが、ポケットが外付けでポケットの数も多く、ステッチも表にきいてるのでカジュアルさが強いのは否めません。
ただ僕らのスタイルで普通のテーラードだと、シェイプが効いてるのも多いので重ね着も出来ないですし、シャツで合わせるとシルエットがキレイ過ぎて何だか落ち着きません。
そこでストックマンスタイルのテーラードには、3ボタンでラペルが小さくてVゾーンが狭く、サイズ感のゆったりな制服的なテーラードが合うんですね。
なのでこのYarmoのオフィサーJKTはストックマンスタイルにどハマりなテーラードJKTなんです。
今回のYarmoのオフィサーJKTは表地がドビーウールという生地感にアジのあるウール素材で、光沢がなく見た目も素朴で余計に無理無く着れると思いますね。
アウター程重くはないものの、コットンの総裏地仕様なので長いシーズン着用してもらえると思います。
頑張ってないけど、何か丁度良いオシャレ感って我々大人がオシャレをする上で凄く大事な事だと思います。
あと着心地に無理がないというのも普段着としてとても大事です。
その両方を叶えてくれる凄く使えるアイテムだと思います。
オシャレはしたいものの自分の年齢や環境の変化で何を着たら良いか迷っている方がいましたら是非オススメです!
着るだけで力の抜けた良い感じのオシャレ作れちゃいますよ。
カチッと合わせる必要の無いJKTですので、シャツはパンツインする
必要も無いですし、スエットでもパーカーでもネルシャツでもインナーはどんどんカジュアル化して頂いても大丈夫ですし、太パンも合います。
サイズに余裕があるのでインナーダウンを挟んでアウターとしても使って貰えると思いますよ。
それでは、また。お店で会いましょう。
ストックマンマーケット調布 伊藤
Made in England
18/11/10
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