皆さん、こんばんは！週頭の雪も凄かったし寒さも厳しい日々ではありますが、来週は19℃まで上がる日があるとの事で、いよいよ冬も終わりも見えてきましたね。

先週のブログから春物アイテムのご紹介をスタートしました。店頭でもレジ横の1ラックに春物の新作を並べてます。マニュアルは春物完納してますし、まだまだ多くはありませんがずっと店に来るのを我慢してた方も一度見に来てもらっても良いタイミングかもしれませんよ。

そんな新着春物のアイテムの中から中々な珍品のご紹介。僕好きなヤツ〜です。

Universal Overallsよりダックカバーオール、100周年記念モデル。

23年秋冬シーズンからプレイワークの取扱いも始めて、丁度良いプライスでワーク+αウエアで、アメカジワークとはまた違った切り口が今後楽しみなユニバーサルオーバーオールスの限定の記念モデルがリリースされました。

元々はアメリカのガチンコワークブランドとして立ちがあって、その後食品関係のユニフォームの様なソフトなワークウエアを展開して来たユニバーサルも今年で100周年。

日本で展開されてるアパレルはライセンス生産されてる洋服ですが、本国のユニバーサルは変わらずユニフォーム的な綿ポリツイルのワークウエアを作っています。継続が1番難しい時代に100年は凄いですね。

今回の記念モデル、ライセンスのアパレルメーカー発のアイテムですが、中々僕好みの攻めたデザインのモノを思い切ってリリースしました。

型はいつもの定番でやっている4つポケ、メタルボタンのカバーオール、シンプルな一枚です。今回はダックのホワイトをボディに乗せて、そこに大胆に全面プリントを施しています。

全面の総柄オーバープリントはシャツではよく使う技法でTシャツでもたまに見ます。ただ今回のはJKTに施しました。

JKTにラバーのオーバープリント、コレは珍しいです！JKTだと総柄はあっても大概がナイロンにインクジェットプリントでアウトドア系かキャラクター系がほぼですね。

今回のプリントネタは100周年という事もあり、創業当時のアーカイブから、当時の新聞や通販カタログの手書き広告をコラージュしたモノになっています。

勿論パソコンが無い時代のグラフィックなので、全て手書きのキャラクターやフォントが並ぶ、非常にアメリカンな見て楽しめるグラフィックです。

そんなアメリカンなグラフィックを主役にする為潔く白ボディに黒プリントの1色展開で、より特別感を出したJKT。

ボディもいつもの定番綿ポリツイルではなくコットンダックにしてるので、白でも素材に凹凸があって全然イヤらしくないし、生地面がフラットではないお陰でプリントもベタっと乗っからずグラフィック自体の見た目も良い感じです。

型もボックスの真四角シルエットのカバーオールなので、少し長めの着丈も相まってプリントの面接が大きいのも良いし、テーラードの様なVゾーンやクビレもないので衣装感も無し。アウトドアなアプローチでもないのでストリート感も無しです。

意外とテイストが特定されなくて、コレはかなり合わせ甲斐がありそうだな！と思いました。広告グラフィックは、文字が多くめ柄にした時に余白も適度にあって総柄でもクドくもない。白カバーオールは元々コーディネート的にはかなり使えるアイテムなので、リアルに着れそうだなとも思いましてオーダーに至りました。

まずはパンツ黒でバシッとモノトーンで合わせてカバーオールを主役にしたいですね。白ベースのモノトーンの総柄は、キナリ×ネイビーのボーダー同様、色柄モノを合わせても全然大丈夫なので、インナーにチェックのシャツを合わせてもいいし、色物ニット、スエットも良いと思います。

オンスの軽いダックを使ってるので洗っていけば良い感じにクタッと柔らかくなってくると思います。なので春先にシャツ感覚で、オーバーサイズのロンTやTシャツと合わせても良いですね。

きっと記念モデルの特別枠だからこそ思い付いたデザインだし、思い切って世に出せたのも特別モデルだからこそだと思います。ピンと来た方、コレは中々回って来ない出会いだと思いますよ。是非、実物見にいらして欲しいですね。お待ちしております！

Universal Overalls
100年記念モデルダックカバーオール
¥20,000( ¥22,000)

それでは、また。今週は中々な気温差に振り回されそうですが、そんな時こそ服好きの腕が鳴りますね。逆手に楽しみましょう！

ストックマンマーケット調布　伊藤