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Stockman Market

憧れのシャツ

2024.03.09
今日も春物のご紹介。
個人的にも気になってるブラックデニムのシャツです。

当店の看板シャツのイタズラからリリースされたブラックデニムは定番のシルエットではなく"ワイドシルエットタイプ"

形は言わずもがなですが、着丈のバランスはほぼそのままに、肩と身幅のバランスを調整した非常に着やすい作りです。

個人的に気になると書きましたが、昨今のファッション市場で古着の501ブラックや、ワイドシルエットのブラックデニムなどを履いてるファッショニスタの方々を良く見かけ、色々なブランドからもブラックデニムのアイテムが出てますね。

後これも個人的にですが、洋服にこうして携わっていると一定の周期でこの気分の服が着たい、この感じで合わせたい。
そのマインドに入り変態的にその服を揃えたくなる病に陥ります。

私が今気になってるのはグランジとか、ガレージロックとかそっち方面のアイコニック的な存在の人たちが着てたアイテム。
(ただ単にそういう気怠い音楽が好きなだけ。)

今回のブラックデニムはなんとなくその気怠さも感じられるフェード感のある加工を施していて、ボタンダウンという綺麗な作りとのギャップも良いですね。

インナーに使うのも新鮮だし、春に敢えてのブラックというのも季節感をど返した面構えも、
あの日あの時憧れを抱いていたロックミュージシャンのような尖り具合。

5年ほど前調布店で働いていた時に、鈴木というスタッフと共作で考えたイタズラも春に敢えてのブラックオックスフォードというのを作った記憶が蘇りましたが、その時も春のブラックの様は新鮮で、常連の皆様スタッフ一同思い思いの着こなしで、見せ合いしていた楽しい思い出があります。

それくらいのムーブメントが起きるか起きないかは分からないですが、
そんな盛り上がりを見せても良いくらいのアイテムだと私は踏んでます。

デニムとは言ったものの、ジーンズの様な白い糸が見えてきてとかそんな色の抜け方はしないです。デニムは織りの時に横糸に白い糸を使用しますが、これはブラックの糸の合わせで硫化染め、敢えて抜け感のあるフェード加工を施しています。

使い込んでクタクタになっても、全体的にボヤッと色の抜けてくる感じ、たまらなくかっこいいんだろうなと今から想像を掻き立てられる印象です。

今シーズンは夏頃にバンドTも多く入荷する予定なので、そこにこのブラックデニム羽織りたいなと考えています。

パンツも敢えてフェードして色の抜けたアイテムなんかを合わせて、アーティスト気取りしたいですね。

自分自身が働いてるお店で欲しいものがあり過ぎて、幾らお金があっても足りないという状況はある意味働く身としては幸せな事でして、常連さんや他のお客様に商品の力説をさせて頂いた時に共感して、笑顔で帰ってくださるのを見ると、とても幸せな気分になります。

何が言いたいかというと私も欲しくて堪らないという事です。

使い込んでクタクタになってダラダラ着て、時には腰に巻いたり、そんな合わせがしたくなるシャツ。

大人の方にこそ着て欲しい色気です。

Stockman Market 中島
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